Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

海外におけるアリルイソプロピルアセチル尿素の規制状況メモ(未定稿)

本成分は現時点では濫用等のおそれのある医薬品に指定されていないが、多くの研究者などから、依存性に対する懸念が示されている

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海外におけるプソイドエフェドリン等、エフェドリン類の規制状況メモ(未定稿)

プソイドエフェドリン、エフェドリン、メチルエフェドリンなどのエフェドリン類は、高血圧・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす危険性があることが知られている。

また、エフェドリンは痩身目的や娯楽的使用への懸念、プソイドエフェドリンやエフェドリンの原末は覚醒剤原料に指定されており、メタンフェタミンの密造への懸念がついて回る。

現在、エフェドリンは内服薬としてはほとんど使用されておらず、海外では外用薬として使われている国もある。

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海外におけるデキストロメトルファンの規制状況メモ(未定稿)(update)

デキストロメトルファンは多くの国でOTC化されている

若者の濫用は2000年代から急増、いくつかの国で濫用の懸念が指摘されたが、はっきりとした証拠がないことや、代替となる成分がないことから、フランスなどの事例を除いて、販売規制に踏み切る国は少ないようだ

一方で、若者の潜在的な濫用リスクから、米国などでは業界が中心となって啓発に取り組んでいる

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海外におけるコデイン類の規制状況メモ(未定稿)

海外ではコデイン類は鎮咳薬ではなく、アセトアミノフェンなどと配合して、鎮痛薬として使われているケースが多い

各国で、レビューが行われ、依存性とアセトアミノフェンなど配合薬の大量摂取によるけんこうりすくへの懸念から、処方箋医薬品への分類変更や厳しい販売制限が行われている

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濫用等のおそれのある医薬品についての歴史的経緯(未定稿)

これまでの経緯をまとめてみました

薬物乱用事件は、昭和50年代から国内の米軍基地周辺などで,在日米軍兵士の間で鎮咳去痰薬シロップ剤を一気飲みし,それを一部の日本人が真似をして乱用したのが始まりとされている。

社会からの逃避の手段として乱用している人がいるという事実は認識されていたが、一方でこれらの医薬品が 20 年以上前から一般用医薬品として国民に広く,安全に使われているとして、規制の対象とならなかった。

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将来への職能拡大のためにも、新型コロナワクチン接種に薬剤師も協力を

余計なことを書いてと怒られそうと思って記事にすることをためらっていましたが。そうもいっていられなくなりました。

一大国家プロジェクトになりつつある、新型コロナウイルスワクチン接種スキームに、薬剤師は無縁ではないということです。 続きを読む


転用に関する評価検討会議の運営方針が大きく転換へ

TOPICS 2020.07.02 で、規制改革推進会議がスイッチOTCを拡大のための提言を盛り込んだ答申をまとめたことを紹介しましたが、10月28日に開催された、医療用から要指導・一般用へのこの答申への対応案が示され、これまで可否の判断で前回一致を原則とするなどの弊害が指摘されていた運営方法の見直しが決まったそうです。 続きを読む


米FDA、妊娠約20週以降のNSAIDsの使用を避けるよう勧告

 なかなか医系メディアが取り上げないので記事にしました。
 
 米FDAは16日、妊娠中の約20週以降に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用すると、胎児にまれではあるが深刻な腎臓の問題を引き起こす可能性があるとして、使用制限を呼びかけています。 続きを読む


第1回 ツイキャス・トーク(緊急避妊薬 2020.10.16)

 10月16日22:00から、フォロワーの 高橋 秀和(@chihayaflu)、霜降りお肉(@shimofuripha)にご協力を頂いて、配信しました。ご視聴頂いた皆さんありがとうございました。 続きを読む


「緊急避妊薬、薬局で購入可能に」報道を追ってみました

10月7日の19時頃、福島みずほ議員の突然のこのツイートに多くの方が驚きをもって受け止められました 続きを読む