Monthly Archives: 1月 2009

リレンザで転落死?

 耐性ウイルスの発現で今シーズンは処方が増えているリレンザですが、今月27日、インフルエンザで学校を休んでいた高校2年生の男子生徒が集合住宅から転落死した事件について、厚労省は29日、事前に抗インフルエンザ薬「リレンザ」が処方されていたと発表しました。 続きを読む


PPIがクロピドグレルの作用を減弱するかもしれない

 近年、日本でも広く使われている抗血小板薬クロピドグレル(商品名:プラビックス)ですが、海外ではPPIの一部との相互作用があるではないかとの指摘が相次いで出されています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.7 No.2

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、1月26日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.2を公表しました。 続きを読む


OTC鎮痛剤で依存が起こるか?(英国)

 英国議会の超党派による薬物濫用に関する委員会(APPG:All-Party Parliamentary Drugs Misuse Group)は21日、ベンゾジアゼピン系薬剤などの処方せん医薬品やコデインを含有するOTCによる依存についての懸念を記したレポートを公表しています。 続きを読む


厚労相、ネット販売に関する検討会設置を示唆

 改正薬事法の省令案について、今日の時点でもパブリックコメントの結果が示されていませんが、舛添厚労相は23日の閣議後記者会見で、インターネット販売に関する大臣直属の検討会の設置を示唆したそうです。 続きを読む


厚労省、市町村国保に後発医薬品情報の通知の取り組みを求める

 TOPICS 2008.9.16TOPICS 2006.04.07 などで紹介した、「後発医薬品情報の通知」(先発医薬品から後発品に切り替えた場合の窓口負担軽減効果を通知)の取り組みですが、20日行われた、全国厚生労働関係部局長会議で、国民健康保険における後発品の普及促進策として、市町村国保が活用することを求めたようです。 続きを読む


英国薬剤師会、タムスロシンのスイッチ支持も課題は少なくない

 2008.11.28 の TOPICS で紹介しましたが、現在英国ではMHRA(医薬品庁)によりタムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル(英国商品名:FLOMAX、本邦販売名:ハルナール他)のOTCへのスイッチの検討が開始されています。 続きを読む


OTC抗肥満薬を欧州委員会が承認

 GlaxoSmithKline社は1月21日、抗肥満薬Orlistat 60mg (Alli) が欧州委員会(European Commission)から承認を受けたと発表しました。 続きを読む


OTCの通信販売継続等を求める緊急会議が開催

 6月からは、第3類以外の一般医薬品の通信販売(郵便、カタログ、ちらし、電話、インターネット等)禁止が確実と伝えられていますが、17日、「一般用医薬品の通信販売継続及び安全な販売環境の整備を求める緊急会議」というのが開催されています。 続きを読む


処方せん医薬品スイッチに対する英国医師の本音

 英国では現在、国策としてさまざまな処方せん医薬品のOTC化が検討されていますが、このほどDTB 誌(Drugs and Therapeutics Bulletin、広告を載せない独立・中立の医学雑誌)は、OTCへのスイッチが検討されているトリメトプリムとタムスロシン、4年前にスイッチされたシンバスタチンについて、スイッチの是非などについての調査を行い、このほどその結果を発表しています。 続きを読む