Monthly Archives: 1月 2006

吸入タイプのインスリン「エクスベラ」が米国・欧州で承認

 FDAは、昨年9月の内分泌・代謝性医薬品諮問委員会(Endocrinological and Metabolic Drugs Advisory Committee)での票決を受け、27日、吸入タイプのインスリン「エクスベラ(Exubera)」(遺伝子組み換え技術で製造されたヒトインスリンの粉末で、眼鏡ケース大の専用吸入器を使って口から吸入)の販売を認可すると発表しました。 続きを読む


肥満症治療薬「ゼニカル」がOTCとして販売へ(米国)

 23日、FDAの専門諮問委員会(Nonprescription Drugs and Endocrinologic & Metabolic Drugs advisory committees)が行われ、膵リパーゼ阻害剤の肥満症治療薬「ゼニカル(xenical 一般名:orlistat)」をOTCとして認可を求める票決を行いました。早ければこの夏にも、60?カプセル(処方薬は120?カプセル、副作用に配慮)がOTCとして発売される見通しです。 続きを読む


OTC咳止め薬は、本当に有用か?(米国)

 胸部疾患を専門とする内科医・外科医などで構成される、The American College of Chest Physicians (米国胸部疾患学会議、ACCP)は9日、「咳治療に関するガイドライン」をまとめたと発表、「多くのOTC薬は咳治療のために勧められない」としたことから、国内外から大きな波紋を呼んでいます。 続きを読む