他サイトではあまり紹介されていないものを中心に、ちょっと気になった論文や報告、発表などをピックアップしました。気になったものは独立記事に するかもしれません。誤りがあったらご指摘下さい。必ずしも最近アップされたものとは限りません。(特にJ-STAGE に掲載のものは、発行後一定期間 過ぎてから解禁となるものがあり、1年以上前に掲載された論文等を紹介する場合があります)
紹介日 | 論文・報告タイトル (紹介記事・ブログ、関連論文) |
概要・コメント |
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05.27 | Development of Chronic Kidney Disease Screening Integrative Care Model Led by Community Pharmacists (Pharmacy (Basel). 2025 Feb 14) |
タイにおける自己管理プログラムとして、CKDリスクのある患者を支援するためのCKDスクリーニングと薬局セルフケア支援モデルを開発 |
05.27 | タイ王国での薬局薬剤師の役割 医療格差が生む薬局薬剤師の職能域の拡大とヘルスケア提供者としての可能性 (在宅薬学 12(1)p41-47,2025) |
16 common illness 制度、予防医療スクリーニングなど、文化や医療制度に基づく地域薬局および薬剤師の役割の多様性などを紹介 |
05.27 | スイスの薬局薬剤師による公衆衛生の向上と医療費削減への貢献 (在宅薬学 12(1)p49-52,2025) |
スイスの薬局薬剤師が、どのような責務を持ち、スイスの公衆衛生の向上と医療費削減に貢献しているのかを紹介 |
05.27 | 海外薬局でのプライマリケア業務の拡大 (在宅薬学 12(1)p35-40,2025) |
薬剤師による薬剤の処方は国や地域によって処方可能な薬剤の範囲に違いはあるが多くの国で導入されている |
05.25 | Status and influencing factors of OTC medicine use for self-medication in cold and cough: a cross-sectional survey in Japan (BMC Public Health. 24 May 2025) |
日本における風邪や咳に対するセルフメディケーションの現状と、市販の風邪薬・咳止め薬の適正使用について包括的に把握するため、オンライン横断調査を実施 |
05.24 | Involvement of community pharmacy pharmacists in fecal immunochemical test screening without government support in Japan (PLoS One. 2025 May 23) |
鹿児島市内の37薬局で行われた便潜血検査キットによるスクーリング検査の取り組み 従来の検査と比較して、地域の薬局で検査を受けた若年成人の割合が高く、この検査が大腸癌の新たなスクリーニング検査として使用できる可能性があることが示唆 |
05.06 | Dextromethorphan Overdose with Refractory Status Epilepticus and Reversible Cranial Nerve Reflex Loss: A Case Report (Am J Case Rep. 2025 Mar 13) |
難治性てんかん重積などを発症した21歳女性の国内症例報告 自殺を図ってdキストロメトルファンを20280mgを服用 |
05.05 | オンライン服薬指導の実施事例の調査と適正な実施に資する薬剤師の資質向上のための方策についての調査研究 (2023厚生労働科学研究) |
実際にオンライン服薬指導を行った事例、及び、消費者の観点から、オンライン服薬指導をより適切に実施する方策を検討 |
05.05 | 妊婦・授乳婦における医薬品の安全性に関する情報収集及び情報提供の在り方に関する研究 (2023厚生労働科学研究) |
「有益性投与」「禁忌」についての現場の考えたを踏まえ、妊婦・授乳婦の項目における注意喚起内容について臨床的に有用な情報提供の在り方などを検討 |
05.02 | キノロン系抗菌薬点眼の使いすぎが問題に!正しい診察と慎重な処方が必要~結膜炎治療と抗菌薬適正使用~ (AMR臨床リファレンスセンター 2025.05.02) |
充血や眼脂のみで抗菌薬点眼を投与してはならない わが国ではキノロン系抗菌薬点眼が使われすぎている 抗菌薬点眼は点滴や内服薬と比べてはるかに高濃度 キノロン系抗菌薬点眼は、慎重に投与すべき |
最終更新日:2025年5月27日