>これまでドイツといえば、地域薬局は高齢者施設への医薬品の供給を担っているもの、薬局間で不公平が生じないよう、その供給は輪番制になっている他、施設患者における薬剤の管理等についても研修を受けた介護福祉士の仕事、また、在宅患者に対しても訪看Nrsの仕事とされています。
そうなると、こういった患者へのアドヒアランスを高めるための repackaging(分包作業)はどうなっているかということ頭をよぎりますが、最近の論文で現状を垣間見ることができました。
>これまでドイツといえば、地域薬局は高齢者施設への医薬品の供給を担っているもの、薬局間で不公平が生じないよう、その供給は輪番制になっている他、施設患者における薬剤の管理等についても研修を受けた介護福祉士の仕事、また、在宅患者に対しても訪看Nrsの仕事とされています。
そうなると、こういった患者へのアドヒアランスを高めるための repackaging(分包作業)はどうなっているかということ頭をよぎりますが、最近の論文で現状を垣間見ることができました。
ワークエンゲージメントという概念をご存じでしょうか? 私はこの論文でワークエンゲージメントという概念を初めて知りました。
日本能率協会マネジメントセンターによれば、「従業員が仕事に対してポジティブな感情を持ち、充実している状態」とのことで、ワークエンゲージメントを構成する特徴として以下の3つが挙げられるとしています。
17の千葉県ドラッグストアで乱用されている可能性がある25種類のOTCを試買し、有資格者による説明などがあったかどうかなどについて、、8つの評価項目を設定し検討を行った。
【Explor Res Clin Soc Pharm.2025 Dec.3】
Field survey on warnings to prevent drug abuse when selling over-the-counter drugs at drugstores
https://sciencedirect.com/science/article/pii/S2667276625001313
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, 国内外の話題・報告, 地域薬剤師, 濫用等のおそれのある医薬品
欧州の地域薬局の団体のPGEUは、予防・スクリーニング・長期服薬管理において薬剤師の役割を拡大することで、患者の治療成果向上、医療システムの容量増強、欧州医療サービス全体のレジリエンス強化が図れるとしたポジションペーパーを公表しています。(Xに2025.11.29の投稿を記事化しました)
【PGEU 2025.11.25】
PGEU Press Release – Europe is underusing its largest primary care network: PGEU calls for policy changes to unlock the full potential of community pharmacy in cardiovascular health
https://www.pgeu.eu/publications/pgeu-press-release-europe-is-underusing-its-largest-primary-care-network-pgeu-calls-for-policy-changes-to-unlock-the-full-potential-of-community-pharmacy-in-cardiovascular-health/
イタリアではコロナ禍をきっかけに、薬局に心電図計、ホルター心電図、血圧ホルターモニタリングが設置され、地域薬局でホルター血圧・心電図などの遠隔医療検査として実施、必要に応じて、心臓専門医などの専門家が配置された報告センターに送信する取り組みがあるそうです。(Xに2025.06.14に投稿したものを再構成しました)
下記ブログ記事によれば、仕組みは次のようになっている
来年の2月からの販売が開始されるとされている要指導医薬品としての緊急避妊薬薬局ですが、半浴びにあたっては、近隣の産婦人科医等との連携体制についての申告が必要となっています。(→TOPICS 2025.10.28)
一方で、所在する地域の都道府県医師会と都道府県薬剤師会との間で予め合意されている場合においては、都道府県薬剤師会でとりまとめる「緊急避妊薬販売薬局等名簿」と、都道府県医師会でとりまとめられる「連携医療機関名簿」の相互の共有をもって、連携体制とすることが示されていることから、各都道府県薬剤師会単位で、「緊急避妊薬販売薬局等名簿」づくりが始まっています。
私の所属する県でも通知が来たことから、各都道府県薬剤師会がどのような対応を行っているのかHPで確認しました。
カテゴリー: Pharmacist, くすり, 地域薬剤師, 緊急避妊薬・避妊薬, 薬剤師会
英国王立薬剤師会(RPS)はこのほど、薬剤師チームを「緩和ケアと終末期ケアの中心に据える」改革を求める政策文書(policy document)を公表しています。
【RPS 2025.11.27】
Pharmacy teams must be fully integrated into palliative care, says RPS
https://www.rpharms.com/about-us/news/details/pharmacy-teams-must-be-fully-integrated-into-palliative-care-says-rps
TOPICS 2025.06.29 で中間報告書を紹介した豪州におけるビタミンB6の販売規制ですが、25日、暫定決定を踏襲した最終決定を公表し、安全対策を発表しています。
【TGA 2025.11.25】
Stronger safety controls to be introduced for products containing vitamin B6
https://www.tga.gov.au/news/media-releases/stronger-safety-controls-be-introduced-products-containing-vitamin-b6
スウェーデン医薬品庁(Läkemedelsverket)では現在、健康に関する会話を促進することを目的として、保護者に対し、子どもと薬について話し合うよう呼びかける「Läkemedelssnacket(薬について話し合いましょう)」と名付けたキャンペーンが実施されています。
Läkemedelssnacket
(スウェーデン医薬品庁 2025.11.10)
https://www.lakemedelsverket.se/sv/kampanjer/lakemedelssnacket
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タグ: Läkemedelssnacket, くすり教育, スウェーデン医薬品庁
豪ビクトリア州では、コミュニティ薬剤師の役割拡大に向けての試行サービスがおこなわれていましたが、このほどこのプログラムが恒久化され、同州保健省では ‘get it at the chemist without a visit to the GP’キャンペーンを開始しています
Chemist Care Now~Get it at the chemist
https://www.betterhealth.vic.gov.au/chemist-care-now
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タグ: Chemist Care Now, ビクトリア州, 豪州