Category Archives: 濫用等のおそれのある医薬品

濫用等のおそれのある医薬品に関する情報

国際流通する偽造医薬品等の実態と対策に関する研究(2024厚生労働科学研究)

個人輸入が濫用等のおそれのある医薬品の入手ルートになる可能性を踏まえ、インターネットを介して国際流通する医薬品の実態や国際的規制の動向を明らかにするため、2023-25年の3年をかけて行われている研究です。

【2024厚生労働科学研究】
国際流通する偽造医薬品等の実態と対策に関する研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177706

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高校生の市販薬乱用と学校生活や家庭生活との関係性

2021年9月~2022年3月にかけて、全日制高等学校202校を対象に行われた「薬物使用と生活に関する全国高校生調査2021」で、「過去1年以内に市販薬の濫用経験があるという高校生は約60人に1人の割合でいる」という結果が公表され、メディアでも紹介されたことは記憶に新しいところです。

薬物使用と生活に関する全国高校生調査2021
(精神保健研究所・薬物依存研究部)
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/pdf/highschool2021.pdf

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コデイン含有OTCは処方箋医薬品として再分類されるべき(海外研究)

クロアチアで行われた横断研究
薬剤師のコデイン含有OTCに関する経験と態度を調査

BMC Psychiatry. 30 Apr.2025】
Pharmacists’ experience with patients suspected to be addicted to over-the-counter codeine and their attitudes towards potential remediation strategies: a cross-sectional study
https://bmcpsychiatry.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12888-025-06881-6

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プソイドエフェドリン含有薬は処方箋が必要に(仏)

フランス当局のANSMは2024年12月10日、11日以降、プソイドエフェドリンを含む経口血管収縮薬は処方箋でのみ入手可能とし、その使用には体系的な事前の医師の助言が必要となると発表(Xに2024.12.10投稿したものを再構成しました)

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ジフェンヒドラミンは比較的大きな公衆衛生上の危険がある

ジフェンヒドラミンは比較的大きな公衆衛生上の危険があると考えられる。

今後は広く処方したり、店頭で簡単に入手したりしないようにすることが推奨される。
(Xに2月11日投稿したものを記事化しました)

【World Allergy Organ J. 2025 Jan 25】
Diphenhydramine: It is time to say a final goodbye
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11803843/ 続きを読む


濫用等のおそれのある医薬品の成分指定に係る研究(2024厚生労働科学研究)(Update)

2024年委実施された医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究の報告書がアップされました

濫用等のおそれのある医薬品の成分指定に係る研究(2025.06.10にアップされました)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177774

先行して、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部HPにアップされています
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/index.html

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薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究(2024厚生労働科学研究)

2024年に実施された医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究の報告書がアップされました

薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究(2025.06.04にアップされました現時点では未アップ
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177698

先行して、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部HPにアップされました
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/index.html

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