Category Archives: 薬剤師の職能

薬剤師の職能拡大についての取り組みを紹介します。

El servicio de indicación farmacéutica(SIF:薬剤アドバイスサービス)(スペイン)

ここのところ、海外の地域薬局・薬剤師による軽度疾患サービス(Minor Ailment service)について調べています。

英語圏のものは結構把握していますが、スペイン語圏のものはなかなか実態が明らかになっていませんでした。いろいろと調べていくうちに、スペインでの取組の概要がわかったので、現時点ではメモになりますが紹介したいと思います。(あまりに引用参考文献が多かったのでどれがどうだかわからなくなっていますが)

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豪州における薬剤レビュー(Medicines Review)(メモ)

服用薬剤調整支援料2のモデルとなっている、豪州の薬剤レビュー(Medication Review)が話題となっていますが、日経DIで、現地で薬剤師としている方のコラムでその概要が紹介されています。現地の情報はありがたいです。

【日経DI 2026.04.02】
薬剤師による患者評価に2万円、「メディケーションレビュー」とは?
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/maggie/202604/592568.html

詳細は上記記事を確認して頂ければと思いますが、関連情報について、これまでXに投稿していたものなどを整理してメモとしてまとめました。(Home Medicines Reviewについては以前投稿していた→TOPICS 2013.11.24)(後日追記あり)

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ワクチン接種をためらう人にどのようなコミュニケーションが必要か(FIP)

FIPは24日、薬剤師がワクチン接種に関する情報伝達を強化し、接種率を向上させるための支援として、新しいツールキットとインフォグラフィックを公開しています(わかりやすくまとめられているインフォグラフィックがよい)

【FIP 2026.03】
SUPPORTING PHARMACISTS IN VACCINATION COMMUNICATION-toolkit for pharmacists(報告書)
https://www.fip.org/file/6512

(インフォグラフィック)
https://www.fip.org/file/6514

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日本におけるペット用医薬品の使用や管理状況は?

動物医療における薬学と薬剤師についての研究をおこなっている、東北医科薬科大学臨床薬剤学教室の調査結果が論文化されています。

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薬剤師主導の軽症疾患治療プログラムが広がる背景は(カナダ)

カナダでは、州ごとに内容は異なりますが、薬剤師による軽度疾患(minor ailments)への対応が地域薬局の薬剤師業務として広く行われていますが、2010年代半ばの時点までの動きをまとめた概説です。

Int J Gen Med. 2016 Aug 10;9:291–302】
Pharmacist-led minor ailment programs: a Canadian perspective
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4987077/

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2027年から薬局でのワクチン接種を許可へ(オーストリア)

欧州では、コロナ禍を契機に薬剤師によるワクチン接種が可能になっている国が増えつつあります。

オーストリア連邦政府はワクチン接種率を上げるには、情報提供や啓発キャンペーンと並んで、敷居の低いアクセスが不可欠だとして、来年から薬局でのワクチン接種を許可する計画を発表しています。

【Diepresse 2026.02.27】
Impfungen sollen ab 2027 auch in Apotheken möglich sein
https://www.diepresse.com/20633284/impfungen-sollen-ab-2027-auch-in-apotheken-moeglich-sein

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pharmacist prescribing が医療の4つの目的に与える影響とは?

カナダ・ブリティッシュコロンビア州では、2023年6月以降、40万9000人以上が薬剤師から軽度の病気の治療を受け、また無料で避妊薬が入手が可能になっています。(→TOPICS 2025.05.25

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軽度の疾患に対しての薬剤師処方はどのような影響をもたらしたか(加オンタリオ州)

カナダのオンタリオ州では、2023年に軽度の疾患に対して処方箋を発行できるようにした薬剤師の処方権限を拡大する政策実施政策が開始されています。

この研究は、この政策が薬局への来局数にどのような影響を与え、医療機関間の患者の流れや薬剤の代替にどのような影響を与えたかを検討したものです

【J Health Econ. 2025 Aug 9.】
Prescribing power and equitable access to care: Evidence from pharmacists in Ontario, Canada
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0167629625000864

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「調剤の概念」が生まれた背景と現場の受け止めは?

13日、日本薬学会は年次の記者会見で日本薬学会のワーキンググループが、近年の薬剤師に求められる調剤業務を可視化し、薬剤師の行動目標を示すものとして、「調剤の概念」を策定したことを明らかにしています。

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薬剤師の職能の拡大を生かした制度設計が必要(衆院予算委)

9日の衆議院予算委員会で、福田徹委員(国民民主党・無所属クラブ)が、セルフメディケーションの推進だけでなく、薬剤師の職能拡大をも踏まえた制度設計が必要とする質問が行われています。

こういう展望のある質問を医師の国会議員から出されることは大変ありがたいことです。

【衆議院インターネット中継】
衆議院予算委員会(2026.03.09)(2:12:48あたりから)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=56106&media_type=

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