Monthly Archives: 9月 2009

薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 第1回集計報告

 財団法人日本医療機能評価機構(http://jcqhc.or.jp/html/index.htm)では、医療安全対策の一層の推進を図るため、医療事故情報やヒヤリ・ハット事例を収集し、その発生要因や背景を分析・検証し、医療事故防止に資するための情報提供を行っていますが、今年の4月からは薬局を対象とした、ヒヤリ・ハット事例の収集が開始されています。 続きを読む


SSRI・SNRIによる他害行為発生のリスク因子

 9月29日に公表された「医薬品・医療機器等安全性情報261号」で、医薬品医療機器総合機構に集積された企業からの自発報告データのうち、医薬品等安全対策部会において精査されたSSRI/SNRIによる他害行為等の副作用報告について、他害行為発生のリスク因子をもとにした症例の検討の結果概要が掲載されています。 続きを読む


重篤な皮膚障害を起こす可能性のある薬は

 重篤な皮膚障害の副作用として、スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群:Stevens-Johnson syndrome(SJS))及び中毒性表皮壊死症(toxic epidermal necrolysis(TEN))が知られていますが、29日公表された「医薬品・医療機器等安全性情報261号」で、2005年10月1日から2009年7月31日までに報告されたこのSJS・TENの副作用報告の状況等について紹介しています。 続きを読む


メーカーの便乗商法

 お気に入りに入っているブログをみたところ、おもしろい記事があったので紹介します。 続きを読む


新型インフルエンザの一般向け対策パンフレット(厚労省)

 厚労省では新型インフルエンザの流行に備えて、一般向けの啓発パンフレットを作成し、新型インフルエンザ対策関連情報:新型インフルエンザ対策パンフレットなどのページにも掲載していますが、このほど糖尿病または血糖値が高い人、ぜんそくなど呼吸器疾患のある人向けのパンフレットを作成し、18日同ページに掲載しています。 続きを読む


ワクチン優先接種の対象とする基礎疾患の定義(案)

 25日、「ワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患の定義について(案)」など、18日に開催された新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会(第5回目)の資料が「新型インフルエンザ対策関連情報・ワクチン関連情報のページ」掲載されています。 続きを読む


タミフル投与と耐性菌発現リスク(WHO)

 WHOは25日、抗ウイルス薬の新型インフルエンザへの予防目的の使用について、改めて推奨しないとした見解を発表すると共に、タミフルを「免疫力が低下している患者」に投与した場合や「インフルエンザ患者に接触後」に予防的に使用した場合、耐性ウイルスを発現させる危険性を高める可能性があるとしています。 続きを読む


医療事故防止対策に医薬品の名称変更は必要とは思うが・・・・

 9月25日付け官報で、医療事故防止対策として名称変更が行われた品目の薬価が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の号外203号(11-23ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


オンライン性感染症スクリーニングサービス(英国)

 英国では、国内でチェーン展開をしている Lloydspharmacy が始めたサイトがちょっとした話題となっています。AFP通信の日本語版が伝えています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.7 No.19

 ちょっと遅れてしまいましたが、国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は9月17日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.19を公表しています。 続きを読む