Category Archives: 他の省庁

文部科学省・環境省・財務省・総務省の情報です

痩せる注射を求める女性に当局が注意喚起(英国)

英国でも、skinny jabs と女性の間で痩せるための注射薬との認識が広がっているGLP-1受容体作動薬ですが、英国医薬品庁(MHRA)は、妊娠を希望する人や妊娠中、授乳中に使用しないことや、美容や美容目的で体重を減らしたい場合にも使用しないよう、注意喚起を発出しました

【MHRA 2025.06.05】
Women on “skinny jabs” must use effective contraception, MHRA urges in latest guidance
https://gov.uk/government/news/women-on-skinny-jabs-must-use-effective-contraception-mhra-urges-in-latest-guidance
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薬剤師の権限拡大やセルフメディケーション推進も必要(財政審建議)

27日、財務大臣の諮問機関の財政制度等審議会は、今年の「骨太の方針」に向けた春の建議をとりまとめています。

医薬品・調剤分野では、

  • 費用対効果評価の一層の活用に向け、現行の評価体制の抜本的な強化
  • リフィル・フォーミュラリの推進
  • 調剤基本料の適正化と、対人業務へのシフト
  • セルフケア・セルフメディケーションの推進

などが盛り込まれています。

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6月から経口補水液の販売方法はどうなるの?(Update2)

10日は、経口補水液の販売方法をめぐってTLで意見が飛び交ったので、いろいろ調べました。

簡単に言うと

  • 「経口補水液」と表示をした製品は特別用途食品の許可を得ることが必要であること。
  • 「経口補水液」のうち、OS-1などについては、適切な陳列や販売、情報提供ができる体制が必要

ということのようです。

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診療報酬1点8円提案は本当なのか? そして私たちへの影響は?

4月23日財政審で、医師偏在対策に関する診療報酬上の措置として、従前からの財務省の主張である、地域別診療報酬の仕組みの活用が改めて提示されています。

20250423_18

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薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究(2024厚生労働科学研究)

2024年に実施された医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究の報告書がアップされました

薬物乱用・依存状況の実態把握のための全国調査と近年の動向を踏まえた大麻等の乱用に関する研究(2025.06.04にアップされました現時点では未アップ
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177698

先行して、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部HPにアップされました
https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/report/index.html

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規制改革推進会議がスイッチOTCの拡大を強く求める

 7月2日、政府の規制改革推進会議がオンラインで開催され、スイッチOTCを拡大させる提言を盛り込んだ答申をまとめています。 続きを読む


児童生徒がいる空間での次亜塩素酸水の噴霧はNG?(文科省通知)

 この記事についてはコメント欄で追記があります。

 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、需要に追い付かない状態になっている消毒用アルコールの代用品として、次亜塩素酸水が注目を集めているところですが、5月29日公表された、独立行政法人製品評価技術基盤機構によるファクトシートの公表で波紋が広がっています。 続きを読む


調剤報酬(その2)(中医協12/8)(Update2)

資料がアップされてます。 続きを読む


調剤報酬の行方は、行政事業レビューの結果次第(Update)

 中医協での本格議論を前に、引き下げ圧力が強まる2018年改定の調剤報酬ですが、政府が直接介入してきたようです。 続きを読む


政府・財務省が2018年調剤報酬改定で求めるもの

 衆議院選挙を終え、いよいよ限られた期間の中で来年の診療報酬(調剤報酬)改定に向け、具体的な議論が始まります。調剤報酬など薬剤師関連の部分についての中医協での議論はまだ開始されていませんが、議論への影響を与える財務省と官邸の意向が明らかになっています。 続きを読む