Monthly Archives: 9月 2007

OTC風邪薬の乳幼児への使用、大幅に規制か(米国)

 8月16日のTOPICで、乳幼児へのOTC風邪薬・咳止め薬についての有効性や安全性の再検討が、10月18日、19日に開催される米FDAの諮問委員会で検討が行われると紹介しましたが、この諮問委員会の開催に先立って、FDAの安全部門の担当者によるレビューなどが掲載された報告書とOTCの業界団体であるCHPA(Consumer Healthcare Products Association)の意見書が27日FDAのウェブサイトに掲載されました。 続きを読む


ジェネリック医薬品推奨マークGOLD

 日本ジェネリック医薬品学会(http://www.ge-academy.org/)では、ジェネリック医薬品に積極的に取り組んでいる医療機関・薬局に、ついて、「ジェネリック医薬品推奨マーク」を作成し、配布するする取り組みを行っていますが、 続きを読む


支払基金が、保険適応外薬の給付を認める事例を公表

 保険適応外についての診療行為について、保険を給付するかどうかの判断については、審査支払機関の審査に委ねられているのが現状ですが、その審査の透明性を高めるため、平成16年7月に「審査情報提供検討委員会」が設置され、保険適応外の事例についての検討が進められてきました。 続きを読む


高齢者に対して特に慎重な投与が求められる薬(Update)

 カナダNPOのCIHI(The Canadian Institute for Health Information)は、6年前よりも減少傾向にあるものの、高齢者のおよそに4人に1人がハイリスクな薬が処方されているというレポートをまとめ、13日発表しています。 続きを読む


たばこパッケージの健康警告デザインコンテスト

 2005年2月に発行された、たばこ規制枠組み条約によると、たばこのパッケージに記載される「警告表示」は、「たばこ包装の前面と裏面の50%以上を占めるべきであり、主たる表示面の30%を下回るものであってはならない」ということになっています。 続きを読む


食品添加物と子どもの多動性

 いまや私たちの食生活に欠かせないものに食品添加物がありますが、このほど英国の研究グループが、お菓子や清涼飲料水などに含まれる着色料や保存料が、ADHDの症状の一つでもある多動性(hyperactive behaviour)と関連性があるとする論文をLancet に発表し、欧米では大きな話題となっています。 続きを読む