アメリカ心臓協会は20日、カフェインについてのScientific Statement(科学的声明・ステートメント) を公表しています。
【Circulation 2026.07.20】
Caffeine and Cardiovascular Disease: A Scientific Statement From the American Heart Association
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001454
ステートメントでは、下記のような点が示されています。
- 最新の研究結果に基づくと1日あたり最大400mgのカフェイン(レギュラーカップのコーヒー(日本だと80mL)5杯分に相当)を摂取することは、ほとんどの成人にとって概ね安全
- 砂糖、香料、クリームなどを加えずにカフェイン入りのコーヒーを摂取することは、2型糖尿病、心臓病、脳卒中、心不全、および一部の不整脈のリスク低下と関連
- コーヒーに含まれるカフェインの摂取は心房細動のリスク低下と関連している一方で、心室性期外収縮のリスク上昇とも関連していることが示されている
- これら健康に及ぼす影響はコーヒーに含まれる様々な成分によるものの可能性があり、さらなる研究が必要
- コーヒーに砂糖、フレーバーシロップ、牛乳、クリームなどを加えると、コーヒーが持つ潜在的な健康効果が低下する可能性があり、これらの添加物の影響を理解するためには、さらなる研究が必要
- エナジードリンクやエナジーショットに含まれるような高濃度のカフェイン摂取は、高血圧や不整脈のリスク増加など、心血管系の健康被害と関連付けられている
- また、エナジードリンク、エナジーバー、ジェル、カフェインベースのサプリメントには、カフェインの吸収を高め、体内での効果を加速させ、血圧を上昇させ、心血管系への悪影響のリスクを高める可能性のある添加物が含まれていることがよくある
- 例えば、例えばタウリンなどの成分の存在は、カフェインの溶解性、吸収、作用発現を促進することが知られている
- カフェイン入りコーヒーの種類や、紅茶、炭酸飲料、エナジードリンク、エナジーショット、食品など、カフェインを含むその他の製品が健康に及ぼす様々な影響を調査するには、さらなる研究が必要
コーヒーなど食品による摂取とエナジードリンクなどによるカフェイン摂取は分けて考えた方がよさそうです。
参考:
Coffee and heart health: How many cups of caffeinated coffee are safe to drink each day?
(Eurek Alert! 2026.07.20)
https://www.eurekalert.org/news-releases/1136299
関連情報:TOPICS
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2026年07月21日 10:22 投稿

