卒後の病院での臨床研修の義務化は既定路線?

厚労省は31日、令和9年度予算の概要をHPに掲載しています。

令和9年度厚生労働省予算概算要求の主要事項
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/27syokan/dl/01-02.pdf

注目は、こちらの事業で来年度の概算要求では、今年度予算の1300万円から10億円を要求しているのですから、その本気度が伺えます。

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この画像を投稿したところ、Xには関連のさまざまな投稿がありました。(コピペすみません)

じゅ、じゅうおく
予算が全部付くわけじゃないだろうけども
お金があればできるというものでもないぞ

6年制移行も病棟配置も卒後研修も「何となく良いことが起こりそうな気がする」というレベルで始めて
何となく良いことしてる雰囲気で続けるから予算に見合う結果を得るのはは難しいんじゃないか?

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卒後研修ねぇ……
病院側も「勘弁して」って思ってそう。

人手足りないから、タダ働きさせられる人員を用意したよ! って言われても
現場には負担しか発生しないだろうし

病院勤務するつもりがなくても義務になってしまったら
誰が得するの?

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人手が足りない病院薬剤師にタスクとしてのっかかるのは厳しいです。薬剤部門は算定だけでは、収益に貢献できないため、通常業務ですら大変です。薬剤師を増やすような加算がない限り、市中病院では体制が厳しいと思います。

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卒後研修はあっていいと思うなぁ

最近医師の直美ならぬ直訪が問題視されてるけど、薬剤師も大概だと思う

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新規薬剤師全員が病院で一定レベルの卒後研修受けるキャパがあるとは到底思えないんだけど、その辺どう考えてるんだろうね。

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薬剤師の卒後研修って決定なの?
病院に来たら、あと何を教えるんだろう
仕事してもらいながらという感覚でいいのかな
月給20万円ぐらい出すなら
業務もやってもらわないと病院側は…
そして実習生と臨床研修とか無理よ?
人手不足なので医療ミスの可能性が高まる
6年制では不十分てこと?

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薬剤師の卒後研修を実施するのなら今抱える問題を放置せずに取り組む事なんよ。

卒後研修となると関わってくるのは当然“厚労省”になるわけだけど、「厚労省が能動的に動いてくれるのか?」なのよ。

医薬品の出荷調整の話でもまだ解決しない。

“卒後”にこだわるのなら、まず“卒前”に視点をおくべき。
実務実習を充実させるべきだと思いますよ。

あとここだけの話、6年正規で行っても最終“学士”なんですよね。

卒後臨床研修については日本病院薬剤師会が中心となって準備がすすめられているようです。

確認したところ、このほど議事録がアップされていました

資料と合わせてご覧ください

【厚労省 2026.07.14開催】
第1回薬剤師のキャリアパスに関する懇談会・議事録
https://www.mhlw.go.jp/content/001744126.pdf

資料3(薬剤師臨床研修事業について)
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001722171.pdf

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武田泰生構成員(日病薬会長)

日本病院薬剤師会では、実務実習と卒後研修は、その目的と役割に明確な違いがあるというように認識しております。実務実習は、大学での知識を現場に照らし合わせて薬剤師の仕事を概念化して正しく理解するためのものですし、ただ、期間の制約や施設ごとの内容のばらつきといった課題は長年、指摘されているところかと思います。

それに対して、卒後研修ですけれども、卒業後に 1 年以上の研修期間を確保して、現場での実践的な業務、OJT 等を通じて医療人としての確固たるプロフェッショナリズムと基本的薬剤師業務を習得させることを目的としております。

また、免許取得後だからこそできる内容があるということも考えています。

まずは、この研修を通じて、全国共通の標準的な土台を卒後早期に構築する。そして、その基盤の上にこそ、個々の専門領域や多様なスキルへの発展が生まれて、生涯にわたるキャリア形成が実現できるというように考えております

そこで、日病薬が目指しているのが、大病院だけではなくて、中小病院や単科病院等、できれば全ての施設において、必要に応じて連携をし、ガイドラインに準じた新人教育が実践できる、そういった体制を構築したいということです。

(中略)

今後の課題と展望について申し上げます。まず、卒後臨床研修の受入キャパシティの不足や、指導薬剤師のマンパワー不足が大きな課題となっております。多くの研修の受入れを実現するためには、大病院だけではなくて、中小病院での受入れを可能にする必要があると考えております。

そこで重要になるのが、単独の施設ではなくて、都道府県や地域全体で薬剤師を育成するという視点で、いわゆる複数の施設、特に中小等々の複数の病院が協力してガイドラインに準拠した研修事業を備えていくと、そういった点になります。

現在、薬剤業務向上加算が都道府県の政策と連動して進められておりますが、これと同様に、卒後臨床研修についても地域単位で考えながら進めていくということで、施設間連携を、より一層強化できるというように考えております。

また、育った若手薬剤師がすぐに病院を離職してしまわないための体制づくりも重要かと思いますし、指導薬剤師への支援等も並行して取り組むべき重要な課題と認識しております。

今後は、薬学生に対するマッチング基盤の強化等もしっかり進めて、この卒後臨床研修を起点としたキャリアパス形成を実現していきたいというように考えているところです。

各構成員のプレゼンを受けて、日薬会長の若月構成員は次のような発言をしています。

若月構成員(日薬会長)

(前略)
現場で患者や、医師をはじめとする他の医療の職種、あるいは介護の現場、福祉の現場も含めて、体験をしたこと、これが普遍的であるかどうかということを是非確認ができるような仕組みを作っていただきたいと思いますし、日本薬剤師会も、そのためには努力を惜しみません。

もう1つ、研修実施施設側のクオリティの確保ということが今日の議論だったと思いますけれども、研修を受けた薬剤師の評価とか、あるいは処遇にまで言及をしないと優秀な人間が入ってこないということはあると思います。

現場に勤めている薬剤師が、例えば、1 年間病院へ行って研修を受けるといったときの生活の保障をどうするのかとか、あるいは、その資格を得た薬剤師がどういった評価で、どういった処遇を受けるのかと いった出口を見つめてこの仕組みを作らないと、せっかく良い 制度ができたのに誰も応募できないということになってしまっては意味がないと思います。

是非、その視点だけは、現場の免許を持っている薬剤師を預かっている団体としては声を大にして言いたいところでありますので、是非、引き続きの御議論をよろしくお願いいたします。

現場の皆さんはどう受け止めているでしょうか。

参考:
令和9年度厚生労働省所管予算概算要求関係
(厚労省2026.08.31)
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/27syokan/index.html


2026年09月02日 11:07 投稿

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