Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

一般用医薬品の濫用の実態とその対応策(厚生労働科学特別研究)

 2014年6月、ジヒドロコデインなどの6成分が、「濫用等のおそれのある医薬品」に指定され、これらの成分を含む鎮咳去痰薬などの販売時の数量制限、購入理由の確認等、適正使用のための方策がとられていることは、皆さんもご存知かと思います。 続きを読む


地域薬局・薬剤師はプライマリ・ヘルス・ケアにいかに融合していくか(雑誌特集)(Update2)

After corona で、地域薬局の業務も新たな展開となりそうですが、久しぶりに薬局業務関連で論文をチェックしていたら、Pharmacy Practice 誌(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/journals/2167/)が、 Integration of community pharmacy in primary health care をテーマとした International Series の掲載を開始しています。 続きを読む


ビタミンB6の漫然使用は大丈夫?~オランダでの摂取制限(メモ)

オランダ語の情報が主で自信がありませんが、気になったのでメモとしてまとめました。翻訳などで確認して下さい。

海外でもほとんど報じられていませんが、オランダでは10月1日から商品法で1日当たりのサプリメントでのビタミンB6の摂取量を21ミリグラム以下とすることが規定されたそうです。

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国内外の副作用等の報告状況(2017.12-2018.3)

8月3日、平成30年度第1回薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会(→リンク)が開催され、2017年12月1日から2018年3月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


国内外の副作用等の報告状況(2017.8-11)

紹介が遅れてしまいましたが、2018年3月2日、平成29年度第3回薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会(→リンク)が開催され、2017年8月1日から11月30日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


国内外の副作用等の報告状況(2017.4-7)

紹介が遅れてしまいましたが、2017年11月17日、平成29年度第2回薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会(→リンク)が開催され、2017年4月1日から7月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


海外の薬剤政策、地域薬局・薬剤師の役割は(健保連調査)(メモ)

 ツイッターと論文・報告あれこれ 2017年9月で紹介しましたが、健保連は9月25日に、国民皆保険制度の維持に向けた提言「2025年度に向けた医療・医療保険制度改革について」を発表し、このなかで、保険給付範囲を見直しや薬剤費の伸びを抑制のため、服薬指導管理、処方変更、分割調剤(リフィル処方)など、薬局・薬剤師が本来果たすべき機能を発揮する体制づくりを構築すべきとした提言を行っています。(→リンク 続きを読む


国民の薬剤耐性に関する知識・理解は? (厚生労働科学研究)

 昨年2016年4 月5 日に「薬剤耐性(AMR)アクションプラン」が策定されて以来、抗生剤の適正使用や薬剤耐性(耐性菌)の問題がようやくメディアで取り上げられるようになりましたが、これらに対する国民の関心や知識がどのような状況にあるかを調べた、おそらく初めて行われたきちんとした実態調査です。 続きを読む


医薬品乱用の実態~特に市販薬(厚生労働科学研究)

4日掲載の下記記事をみて、例年出される報告書を思い出しました。 続きを読む


海外における「地域薬局・薬剤師の将来ビジョン」(メモ)(Update2)

地域薬局や地域薬剤師の役割が問われるこの頃ですが、各国で出されているビジョン(将来像・展望)、関連論文をリストアップしました。(随時追加します) 続きを読む