Category Archives: 国内外の話題・報告

国内外で報告された、論文、話題等を紹介します。

新卒病院薬剤師の35%が8年で退職しうち8割以上が薬局へ(国内研究)

新卒薬剤師を8年間の追跡調査を行ったところ、病院からの離職や異動が明らかになったそうです。研究者らはその背景について検討を行っています。

【J Pharm Health Care Sci. 2026 Jul 15】
An eight-year national follow-up study on the employment trajectories of early-career pharmacists in Japan up to 2020
https://link.springer.com/article/10.1186/s40780-026-00602-1

続きを読む


セルフケア情報システム開発プロジェクト(厚生労働科学特別研究)

日本ではフリーアクセス、国民皆保険が自身で判断せずに医者に行きましょうといった「日本の医療文化」につながっているのではないかと日々感じていますが、背景には日本では一般的な疾患や症状への対応方法についてのわかりやすい公的情報が圧倒的に少ないことがあるように思っています。

わかりやすさには差がありますが、実は英国や米国、豪州などではそれぞれ、一般向けの医療や健康に関する公的情報があります。

続きを読む


薬剤師による処方権限の拡大を進める上で用語の統一が必要

海外を見渡すと、各国政府が医療へのアクセスの向上と医薬品の適正使用の最適化を図る中、多くの医療制度において薬剤師による処方権限の拡大が急速に進んでいますが、これらをすすめる上で用語の不統一かつ曖昧な使用により弊害があるとした研究です。

【Res Social Adm Pharm. 2026 Jul 9】
Towards a shared language for pharmacists prescribing: Why terminology matters
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1551741126001646

続きを読む


薬学部におけるプライマリーケア教育の現状と課題は?

日本の薬学部におけるプライマリーケア教育の現状と課題を調査し、今後の改善策を提案した研究です

Curr Pharm Teach Learn. 2026 Jul 13】
Primary care education in undergraduate pharmacy programs in Japan: A nationwide content analysis of publicly available syllabi
https://sciencedirect.com/science/article/pii/S1877129726000742

続きを読む


セルフケアの好機~NHS改革へのロードマップ(英国)

英OTC業界団体のPAGBは16日行われた下院議会のイベントで、セルフケアに関するロードマップを発表しています。

【PAGB 2026.06.16】
PAGB hosts parliamentary event on why self-care matters
https://www.pagb.co.uk/news/parliamentary-event-on-self-care/

続きを読む


International Men’s Health Week(国際メンズヘルス週間)

父の日を含む6月15-21日はInternational Men’s Health Week(メンズヘルス週間)です。

日本はほとんど注目されていませんが、海外では新たな報告書やさまざまなキャンペーンが展開されています。

続きを読む


Food Pharmacy(メモ)

最近、英米ではFood Pharmacyという、健康的な食品、特に果物や野菜へのアクセスと消費を増やすことを目的とした、新たなプログラムモデルが模索され、注目されています。

続きを読む


薬剤師主導の尿路感染症、経口避妊薬の補充は医療システムの負担を軽減する(豪州)(Update)

豪ニューサウスウェールズ州政府が後援する2つの臨床試験がこのほど公開され、薬剤師主導の尿路感染症の安全な診断と治療、および経口避妊薬の補充を可能にし、医療システムへの負担を軽減し、「救急外来の費用を数百万ドル節約できる」ことが確認されたとのこと。

続きを読む


COVID-19の自宅療養で市販薬などでの対応を余儀なくされた人の行動は?(国内研究)

コロナ流行時には、罹患者は50歳以上の人はホテルでの宿泊療養は高齢者が優先され、若い人は自宅療養を余儀なくされ、処方薬や市販薬での自己対応を余儀なくされたことは記憶に新しいところですが、この研究では、特に市販薬の使用の傾向と行動や結果などについての検討が行われています。

続きを読む


誤用や非医療目的での市販薬の使用実態は?(国内研究)

市販薬の使用状況、入手経路、また誤用や乱用の状況、また乱用者の援助を求める行動を明らかにした調査研究がこのほど明らかになっています。

続きを読む