Monthly Archives: 2月 2009

メトクロプラミドによる遅発性ジスキネジアは非可逆的(米FDA)

 米FDAは26日、メトクロプラミド製剤(プリンペラン)について、長期使用をすると、使用を中止した場合でも遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)が発現する可能性があるとして、遅発性ジスキネジアのリスクについて、黒枠警告(black box warning)に改めると共に、医薬品ガイド(medication guide)を作成することを製造メーカーに求めました。 続きを読む


第1回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会の資料が公表

 27日、第1回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会の資料がWAM NETに掲載されました。 続きを読む


後発医薬品の普及リーフレット(厚労省)

 厚労省はこのほど、「後発医薬品の普及リーフレット」を作成し、26日「後発医薬品の使用促進について」のページに掲載しています。

後発医薬品の普及リーフレット
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/dl/22.pdf

 三つ折りで簡単に説明されているのでアピール度は高いと思いますが、「後発医薬品がないお薬もあります」という文言も加えて欲しかったですね。

 それと、質問がある場合の連絡先として、日薬と共に保険薬局協会が名前を連ねています。厚労省内でも影響力が強まってきたのでしょうか?

 おそらく今後様々なところで配布されていくでしょう。


スポーツファーマシストの募集要項が公開

 24日、日本アンチ・ドーピング機構(JADA、http://www.anti-doping.or.jp/)は、ウェブサイト“スポーツファーマシスト”(http://www.anti-doping.or.jp/sportspharmacist/)内で、平成21年度公認スポーツファーマシスト認定プログラムの受講者の募集を開始しました。 続きを読む


医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会が開催

 注目の「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」の第1回会合が、24日開催されています。各紙が、委員の発言を伝えています。 続きを読む


地元薬剤師会と連携した禁煙相談の取り組み(東京都港区)

 東京都港区では、2009年2月から港区薬剤師会と協力した禁煙相談を開始しています。

 これは区内の166カ所の薬局のうち、区薬剤師会に所属の約半数に当たる65カ所の薬局(港区禁煙支援薬局)が窓口となり、タバコに関する正しい情報の提供や禁煙に関心のある人に対し、無料で相談を行うというもので、「港区禁煙支援薬局」には右のようなステッカーが貼られているそうです。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.7 No.4

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、2月23日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.4を公表しました。 続きを読む


新型インフルエンザ対策の問題点

 21日、医療関係者・福祉・介護関係者および学校・保育所・幼稚園関係者などを対象とした地元医師会主催の講演会「新型インフルエンザ対策の問題点」が開催されました。 続きを読む


OTC膣カンジダクリーム剤に関する情報

 この春にも、膣カンジダの再発の治療目的で承認された膣坐剤と同成分のクリーム剤が販売されますが、このほど関連資料がWEB上に掲載されています。 続きを読む


オンライン報告で成果を上げるイエローカード副作用報告システム

 英国では1964年におきたサリドマイドによる薬害をきっかけにはじまった、イエローカード副作用報告システム(Yellow Card Scheme)という独自の副作用報告システムがありますが、昨年の2月18日からはオンラインによる報告システムが本稼働し、運用が行われています。 続きを読む