Monthly Archives: 8月 2008

第1回ジェネリック医薬品品質情報検討会

 皆さんもご存知のように、昨年10月にまとめられた「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」において、国も品質確保のためのさまざまな取組みを実施していますが、その取組みの一つとして、後発医薬品の品質に疑問を呈した研究論文等を、複数の研究者で精査し、後発医薬品に問題がないかを判断するための検討会が先月より開催され、このほど議事概要が公開されています。 続きを読む


一般用医薬品部会、7成分のスイッチOTC化を了承

 28日、厚労省の薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会が開催され、エバスチンなど7成分をスイッチすることを了承したそうです。 続きを読む


サリドマイド製剤、再承認には安全対策が重要

 27日、薬事・食品衛生審議会 薬事分科会 医薬品第二部会が開催され、藤本製薬が製剤販売承認申請をしていたサリドマイド製剤(サレドカプセル100、藤本製薬)について、薬害再発防止のための安全管理策の実施などを条件に「承認して差し支えない」との結論をまとめました。 続きを読む


約3割の成人が処方薬を他人とやりとりをする(米国調査)

 米国の研究者はこのほど、処方薬の他人とのやりとり(borrowing,sharing)の実態についての調査結果をまとめ、 Journal of Women’s Health 誌のオンライン版に発表しています。 続きを読む


1割を超える強壮用健康食品に医薬品成分が含有

 厚労省は26日、健康食品及び最近乱用が問題となっている違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)を対象として実施した買上調査の結果を発表しました。 続きを読む


子ども用OTC風邪薬、さらに規制強化か(米国)

 米FDAは22日、OTC風邪薬・咳止め薬成分のルール作りを検討するための公聴会を10月2日に行うと発表しました。 続きを読む


高脂血症治療薬とがんリスク

 FDAは21日、シンバスタチン(リポバス)とエゼチミブ(ゼチーア)との合剤のVytorinについて、がんリスクの増加と関連があるかどうかを現在調査中であることを、Early Communication(早期伝達)で明らかにしました。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.6 No.17

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、8月22日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.6 No.17公表しました。 続きを読む


フルーツジュースが薬の吸収に影響を及ぼすかもしれない(カナダ研究)

 20年前に、グレープフルーツジュースとカルシウム拮抗薬フェロジピンとの相互作用を発表した、カナダ西オンタリオ大学の臨床薬理学のDavid G. Bailey教授らの研究グループは、米国フィラデルフィアで行われている米国化学会の全国会議で、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、りんごジュースなどが薬物の吸収を阻害させる可能性があると発表し、カナダなどを中心に大きく報道されています。 続きを読む


レディガードコーワが発売

 19日、興和新薬株式会社は、フラボキサート塩酸塩(ブラダロン)のスイッチ品「レディガードコーワ」を新発売したと発表しました。 続きを読む