Tag Archives: ANSM

フィナステリド等による性機能障害や精神障害の潜在的リスク(仏)

フランスの当局のANSMは10月17日、数年にわたって行ってきたフィナステリドに対する措置に加え、EMAののファーマコビジランス委員会(PRAC)も新たなレビューを開始したと発表した(2024.10.17にXに投稿したものを再構成しました)

【仏ANSM 2024.10.17】
Réévaluation européenne de la balance bénéfice/risque des médicaments contenant du finastéride ou du dutastéride
https://ansm.sante.fr/actualites/reevaluation-europeenne-de-la-balance-benefice-risque-des-medicaments-contenant-du-finasteride-ou-du-dutasteride

続きを読む


妊娠6ヶ月目以降はNSAIDsは使用しないでください(仏)

日本では、NSAIDsの妊娠後期(妊娠8ヶ月)の使用は禁忌ですが、フランスANSMは妊婦に深刻なリスクを及ぼし、胎児の死亡につながる可能性があるとしては製品情報とリーフレットに妊娠6ヶ月目から禁忌とするよう記載を指示。

続きを読む


プソイドエフェドリン含有薬は処方箋が必要に(仏)

フランス当局のANSMは2024年12月10日、11日以降、プソイドエフェドリンを含む経口血管収縮薬は処方箋でのみ入手可能とし、その使用には体系的な事前の医師の助言が必要となると発表(Xに2024.12.10投稿したものを再構成しました)

続きを読む


Diane-35、にきび治療ではベネフィットがリスクを上回る(EU・加)

 経口避妊薬としても広く使われているにきび治療薬 Diane-35(ダイアン35:シプロテロン酢酸塩とエチニルエストラジオールの合剤) の血栓リスクについては、本サイトでもこれまで紹介(TOPICS 2013.01.302013.01.06)しましたが、17日、欧州医薬品庁(EMA)のPRAC(ファーマコビジランス・リスク評価委員会)とヘルスカナダが、にきび治療としてのDiane-35の使用は、ベネフィットがリスクを上回るとした評価結果を発表しています。 続きを読む


血栓リスクでDiane-35 (ダイアン35)の販売を中止(仏)

 第3、第4世代の経口避妊薬の血栓リスクについて注意喚起を行っている仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines)(TOPICS 2013.01.06)ですが、経口避妊薬としても広く使われているにきび治療薬 Diane-35 (含むジェネリック品)の販売を中止(停止)すると発表しています。(3か月で処方も完全停止) 続きを読む


抗うつ薬と交通事故のリスク(仏)

 仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines、規制庁の名称が変わっています)は29日、抗うつ薬を使用して運転すると交通事故を起こすリスクが高まるとして注意を呼びかけています。 続きを読む