Tag Archives: 抗うつ薬

新規抗うつ薬について、添付文書の改訂を指示

 厚労省は29日、1999年以降に国内で承認されたパロキセチン除く6種類の抗うつ薬について、「18歳未満(エスシタプラムは12歳未満)の大うつ病性障害患者(MMD)に投与する際には適応を慎重に検討すること。」などの記載を行うよう、添付文書の改訂の指示を行っています。 続きを読む


抗うつ薬とQT延長/TdPのリスク(NZ)

 先月の論文・報告あれこれで既に紹介しましたが、ニュージーランドのMEDSAFEと医薬品副作用委員会(MARC)がこのほど抗うつ薬とQT延長に関するレビュー結果をまとめ、その概要について、Prescriber Update で、紹介しています。 続きを読む


抗うつ薬と交通事故のリスク(仏)

 仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines、規制庁の名称が変わっています)は29日、抗うつ薬を使用して運転すると交通事故を起こすリスクが高まるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


日本における Disease Mongering

 6年ほど前から知られるようになった“Disease Mongering” という概念をご存じでしょうか? 「病気づくり」「疾患喧伝」「病気の売り込み行為」などさまざまな和訳がありますが、簡単に言うと、「診断されていない疾病について、生活者が気づくのを助けるというメディアなどを通じての広告のキャンペーン」のことを指します。  続きを読む


抗精神薬の安全情報の解析(国衛研報告)

 PubMed で検索を行っていたところ、国立医薬品食品衛生研究所(国衛研)が毎年報告書をWEBに掲載していることを初めて知りました。この研究は2011年の報告書に掲載された研究です。 続きを読む


米国人の10人に1人が抗うつ薬を使用

 薬大国と言われる米国ですが、19日、CDC(疾病対策センター)から、12歳以上の抗うつ薬の使用上状況(2005-2008年)をまとめたレポートが公表されています。 続きを読む


パイロットと薬の使用(米国)

 パイロットというと、多くの乗客の命を預かることもあり、薬を服用している場合には飛行機の操縦が許可されない場合がありますが、米連邦航空局(FAA:Federal Aviation Administration)は2日、これまでの規定を変更して、一部の抗うつ剤については服用していても航空機の操縦してもよいとする新たな提案を行っています。 続きを読む


全ての抗うつ薬、若者の自殺リスクを追記

 厚生労働省医薬食品局安全対策課は10月31日付で、SSRI、SNRI、三環系など国内で販売されているすべての抗うつ薬について、24歳以下の患者で自殺念慮・企図のリスクが増加することを使用上の注意に盛り込むなどの添付文書の改訂を行うよう、日本製薬団体連合会に指示しました。 続きを読む