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ドンペリドンの妊婦禁忌が解除へ

4月25日、薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会が開催され、ドンペリドンについて、これまでの妊婦禁忌が解除されることになったそうです。

【厚労省 2025.04.25開催】
令和7年度第2回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57187.html

ドンペリドンの調査結果報告書
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001481189.pdf

ドンペリドンの「使用上の注意」の改訂について
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001481188.pdf

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地域薬局での妊婦向けの面談サービス(仏)

前記事で、地域薬局で妊婦向けの短い面接を提供する仕組みがあるとのことだったので調べてみました。

このサービスは、L’entretien femme enceinte(妊婦インタビュー)と呼ばれるもので、かかる費用は保険がカバーし、本人の負担はないとのこと。

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妊娠6ヶ月目以降はNSAIDsは使用しないでください(仏)

日本では、NSAIDsの妊娠後期(妊娠8ヶ月)の使用は禁忌ですが、フランスANSMは妊婦に深刻なリスクを及ぼし、胎児の死亡につながる可能性があるとしては製品情報とリーフレットに妊娠6ヶ月目から禁忌とするよう記載を指示。

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妊娠中のくすりに関するWEB情報の根拠は不十分(米国)

 米CDCやFDAの関係者が調べたもので、 CDCのウェブサイトと Pharmacoepidemiol Drug Saf 誌のオンライン版で紹介されてます。 続きを読む


抗精神病薬の妊娠後期の使用(米FDA)

 米FDAは22日、抗精神病薬について、第三三半期間の妊婦が使用すると生まれてきた新生児に錐体外路障害や離脱症候群(withdrawal syndromes)の潜在的なリスクがあるとしてラベルの変更を行うことを明らかにしました。 続きを読む


妊娠中の鎮痛剤使用と出生男児への影響

 妊娠期であっても、頭痛などの痛み緩和のため鎮痛剤の使用が必要な場合があると思いますが、OTC配合の一般的な成分であっても時期や使用量によっては、出生男児に停留睾丸(cryptorchidism、停留精巣)の発症リスクが高まる可能性があるとの論文がHuman Reproduction 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む