医療DXの推進としての電子処方箋システムの導入については、今年の9月の時点で電子処方箋運用開始済となっているのは薬局で85.5%に対し、診療所で22.1%、病院で15.3%、歯科診療所で6.1%に留まっているのが現状です。
電子処方箋等検討ワーキンググループの資料を見ると、様々な機能の追加の検討が行われ、その有用性を基に普及を図っていることが伺えます。
医療DXの推進としての電子処方箋システムの導入については、今年の9月の時点で電子処方箋運用開始済となっているのは薬局で85.5%に対し、診療所で22.1%、病院で15.3%、歯科診療所で6.1%に留まっているのが現状です。
電子処方箋等検討ワーキンググループの資料を見ると、様々な機能の追加の検討が行われ、その有用性を基に普及を図っていることが伺えます。
今年8-9月にコペンハーゲンで行われたFIPの年会ですが、内容について報じたものをほとんど見かけませんしたが、こちらをチェックしていたら、コミュニティ薬局部門での受賞者の紹介がありました
CPS AWARDS DURING THE WORLD CONGRESS IN COPENHAGEN
(CPS Bulletin 2025.10.08)
https://cpsfip.blogspot.com/2025/10/cps-awards-during-world-congress-in.html
今年5月に公布された改正薬機法ですが、特定要指導医薬品や濫用防止医薬品等の取り扱いの詳細については省令で定めることとなっていましたが、このほど省令案示され、11月1日までの期限で意見募集が行われています。
【e-gov】(受付締切日時 2025年11月1日)
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令案に関する御意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495250230&Mode=0
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, 公的機関情報, 厚労省・PMDA, 地域薬剤師
9月25日は世界薬剤師デーです。
世界中の薬剤師が自らの役割を訴える日でもあります。
今年のテーマは、”Think Health, Think Pharmacist”(健康を目指そう、薬剤師を知ろう)です。
(think はいろいろな解釈ができますが、私はあえてこの訳としました)
シアリス(タダラフィル)のスイッチ(→TOPICS 2025.09.16)については、18日に薬事審議会要指導・一般用医薬品部会での承認了承後から、Xでの様々な投稿を拝見させて頂いています。
個人的にどう向き合ったらよいか、まとめました。
香港各紙によれば、香港大學李嘉誠醫學院は、GSK社と覚書を締結し、香港初となる薬剤師ワクチン接種トレーニングプログラムを開始、これまでに30名以上の薬剤師に地域の薬局でワクチンを投与する資格が付与されたとのことです。
【The Standard 2025.09.21】
HKUMed partners with pharma to introduce HK’s first vaccination training program, over 30 pharmacists certified
https://www.thestandard.com.hk/hong-kong-news/article/312113/
カナダ・オンタリオ州では、2023年1月から13の症状(2023年10月に19に拡大)について、かかりつけ医と救急外来の負担軽減を目指して、病気の診断と薬の処方が許可されていましたが、同州政府は17日に14の病気についても処方権を付与すると発表しています。
Ontario Taking Next Steps to Improve Health-Care Access
(加オンタリオ州政府 2025.09.17)
https://news.ontario.ca/en/release/1006476/ontario-taking-next-steps-to-improve-health-care-access
カテゴリー: minor ailment(軽度の疾患), Pharmacist, 公的機関情報, 海外の薬剤師, 海外公的機関, 病気
アイルランド保健省は18日、薬剤師が特定の病気について処方できるようにするcommon conditions service 等を盛り込んだ Community Pharmacy Agreement 2025(コミュニティ薬局協定2025) を発表しています。
【アイランド保健省 2025.09.18】
Minister for Health publishes Community Pharmacy Agreement 2025
https://www.gov.ie/en/department-of-health/press-releases/minister-for-health-publishes-community-pharmacy-agreement-2025/
12日、18日に薬事審議会要指導・一般用医薬品部会の開催が発表され、シアリス(タダラフィル)の要指導医薬品への指定の要否及び製造販売承認の可否について非公開で審議されることが発表されています。
【厚労省 2025.09.12】
薬事審議会 要指導・一般用医薬品部会を開催します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63362.html
議題(非公開案件):
シアリスの要指導医薬品への指定の要否及び製造販売承認の可否について
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001560974.pdf
9月10日薬事日報紙で、薬剤師による独立した薬剤処方は、英、加、米、NZ、豪州、スイス、デンマーク、仏、ポーランド、アイルランドの10カ国に広がったとの記事がありました
【和医大 岡田氏】薬剤師処方10カ国に拡大‐医師不足や医療費増背景
(薬事日報 2025.09.10)
https://www.yakuji.co.jp/entry123118.html
デンマークについては、これまで把握していなかったので調べてみました。
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