Monthly Archives: 1月 2009

偽造医薬品の危険性を伝えるキャンペーンを開始(英国)

 英国医薬品庁(MHRA)は15日、ファイザー社や患者団体などと協力して偽造医薬品(counterfeit medicines)の危険性を伝えるキャンペーンを開始すると発表しました。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.7 No.1

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、1月9日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.1を公表しました。 続きを読む


大正製薬、抗肥満薬オルリスタットの開発・販売権を取得

 中外製薬の開発中止で、日本での発売の目処すら立っていなかった抗肥満薬オルリスタット(Orlistat)ですが、大正製薬が開発に名乗りを上げたそうです。 続きを読む


ヴィックス ヴェポラッブ、2歳未満への使用は安全か?

 日本でも有名なプロクター・アンド・ギャンブル社の『ヴィックス ヴェポラッブ』(大正製薬が販売、医薬部外品)について、気道の狭い2歳未満の小児が使うと気道における粘液分泌が高まり、気道の炎症を悪化させ、呼吸困難になる可能性があるとした論文がCHEST 誌に発表され、海外では大きな話題となっています。 続きを読む


患者副作用直接報告は、医療専門職からの報告を補完する

 信頼性の問題や過度の報告を懸念してか、日本ではまだ実施されていない副作用患者直接報告(Direct patient reporting of suspected adverse drug reactions by patients、本来は有害事象と訳すべきですが、この記事では副作用で統一します)ですが、国際学会では、医療専門職には話しにくい症状などの把握ができるなどの利点が報告されています。 続きを読む


カナダ当局、バレニクリンの注意喚起強化を検討

 カナダ当局の HEALTH CANADA は6日、禁煙補助薬のChampix(一般名:バレニクリン、本邦商品名:チャンピックス)について、精神神経系の有害事象についてのラベル変更を現在検討中であることを明らかにしました。 続きを読む


OTCアシクロビル軟膏を性器ヘルペス治療に転用?

 昨日、『薬剤師「失業時代」』という新聞広告につられて、経済誌ZAITENの2月号を見るためにとなりまちの書店まで行ってきました。 続きを読む


第2回ジェネリック医薬品品質情報検討会

 皆さんもご存知のように、一昨年10月にまとめられた「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」において、品質確保のための国による取組みとして、「ジェネリック医薬品品質情報検討会」が設置されていますが、昨年12月17日に第2回の検討会が非公開で開催され、このほど議事概要が公開されています。 続きを読む


専門薬剤師 vs 専門看護師

 TOPICS 2008.09.22 で、「看護職の役割拡大が安全と安心の医療を支える」 とした、日本学術会議の健康・生活科学委員会看護学分科会の提言を紹介しましたが、去年11月27日から開始されている「看護の質の向上と確保に関する懇談会」でも、具体的事例が示されています。 続きを読む


薬局を活用したHIV無料検査の試行事業を開始(スペイン)

 海外では、薬局はそのアクセスのよさから、STDなど、日本では保健所で行うような検査を薬局に委託する国もあるようですが、BMJ 誌のニュースなどによると、スペインのカタロニア地方では、今年からHIV検査を薬局で無料で行うというパイロット・プロジェクト(試行事業)が開始されるようです。 続きを読む