Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

令和6年度緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業報告書

14日、令和6年度に行われた緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業報告書が公表されています

令和6年度報告書全文
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001486690.pdf

概要
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001487238.pdf

結果の概要は以下の通りです
続きを読む


薬剤師と購入者の認識だけで零売を行うことは不適切(参院厚労委)(速報)

13日、参議院厚生労働委員会で、改正薬機法の審議が行われています。

トップバッターは神谷まさゆき議員が質問に立ちました。

冒頭、事前通告していない項目について答弁を求めています。

【参議院インターネット審議中継】
厚生労働委員会(2025.05.13)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=8510

続きを読む


緊急避妊薬の特定要指導医薬品化で想定されること(参院厚労委)

同じようなやりとりがあり、文字起こしするかどうか迷いましたが、やり取りを見て、緊急避妊薬のOTC化にはまだまだハードルの高さを改めて感じたので、長文となりますがご確認下さい。

高木真理(立憲民主・社民・無所属)委員の質問です(1:56:15あたりから)

【参議院インターネット審議中継】
厚生労働委員会(2025.05.08)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=8498

続きを読む


6月から経口補水液の販売方法はどうなるの?(Update2)

10日は、経口補水液の販売方法をめぐってTLで意見が飛び交ったので、いろいろ調べました。

簡単に言うと

  • 「経口補水液」と表示をした製品は特別用途食品の許可を得ることが必要であること。
  • 「経口補水液」のうち、OS-1などについては、適切な陳列や販売、情報提供ができる体制が必要

ということのようです。

続きを読む


フィナステリドおよびデュタステリドを服用時は自殺念慮リスクへの留意が必要(EMA)

EMA(欧州医薬品庁)の安全性委員会であるPRACは5月8日、フィナステリドおよびデュタステリド製剤に関する利用可能なデータをEU全体でレビューした結果、フィナステリド1mgおよび5mg錠の副作用として自殺念慮(自殺念慮)を確認したと発表した。

続きを読む


零売対応とスイッチ化の促進を質す(参院厚労委)(速報)

5月8日の参議院厚生労働委員会で、薬剤師でもある自民党の神谷まさゆき議員が質問にたちました。

通告のテーマは、

  • 後発医薬品調剤体制加算について
  • 安定供給回復に向けた現状とこれまでの取り組みについて
  • 後発医薬品製造基盤整備基金の設置とその予算確保について
  • 需給状態のモニタリングへの取り組みについて
  • 革新的医薬品等実用化支援基金による活発な創薬環境整備について
  • 条件付き承認の適用対象となる患者について
  • 不適切な零売の事例について
  • いわゆる零売対応とスイッチ化の促進、一般用医薬品のリスク区分について
  • セルフメディケーション推進においてPHRを活用する方策について

の9項目で、持ち時間30分の間に全て質問をしています。

続きを読む


薬史学からみたワクチン接種者としての日本の薬剤師の役割

法政大学経済学部現代ビジネス学科教授の論考

日本におけるCOVID‑19危機について考察し、明治初期(1868‑1912)と⽶国占領下(1946‑1952)という⼆つの異なる時期における薬学史の立場から教訓をまとめるとともに、日本の医療制度における薬剤師の役割と地位の変化を明らかにしています。(Xに2024.08.22に投稿したものを再構成しました)

続きを読む


ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、プライマリヘルスケアの実現としての緊急避妊薬販売

厚労省では2024年8月26日、国際保健の取組を強力に進めていくためのドライビングフォースとなる、、厚生労働省としての国際保健への取組方針及び具体策としてまとめた「厚生労働省国際保健ビジョン」を公表しています。

続きを読む


日本に倣った緊急避妊薬の試験販売実施へ(台湾)

台湾医薬品食品局(FDA)は4月30日、緊急避妊薬(事後避孕藥)の処方箋なしでの販売を部分的に認可する可能性があることを明らかにした。

面前服用や3週間後の婦人科受診など、現在日本で行われている試験版売のプログラムを参考に台湾の国情に合った計画を立案したいと伝えている。(Xに5月2日に投稿したものを再構成しました)

続きを読む


アロプリノールが要薬剤師薬にスイッチへ(NZ)

ニュージーランド当局のMEDSAFEは5月1日、今年2月26日に開催された医薬品分類委員会(Medicines Classification Committee)の記事録を公開し、アロプリノールの要薬剤師薬への再分類が同意されたことを明らかにしました。

【MEDSFAFE 2025.05.01】
Minutes for the 73rd meeting of the Medicines Classification Committee held at 133 Molesworth Street, Wellington on 26 February 2025
https://www.medsafe.govt.nz/profs/class/Minutes/2021-2025/73mccMin26Feb2025.htm

続きを読む