Category Archives: くすり

医薬品・くすりに関する情報です

欧州各国で薬剤師がさまざまなサービスを提供している(WHO Europe)

WHO/Europeは、2024年のWorld Pharmacists Day (25 September 2024)を記念して、薬剤師:世界の健康ニーズに応える」というテーマの下、患者と幅広いヘルスシステムのために、欧州のさまざまな国で薬剤師が担う新たな役割が注目されていることを紹介している(Xに2024.09.24に投稿したものを記事化しました)

【WHO/Europe 2024.09.20】
Advancing the role of pharmacists to meet changing patient and health system needs
https://www.who.int/europe/news-room/feature-stories/item/advancing-the-role-of-pharmacists-to-meet-changing-patient-and-health-system-needs

続きを読む


ドンペリドンの妊婦禁忌が解除へ

4月25日、薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会が開催され、ドンペリドンについて、これまでの妊婦禁忌が解除されることになったそうです。

【厚労省 2025.04.25開催】
令和7年度第2回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57187.html

ドンペリドンの調査結果報告書
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001481189.pdf

ドンペリドンの「使用上の注意」の改訂について
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001481188.pdf

続きを読む


プソイドエフェドリン類は処方箋医薬品に分類変更(ベルギー)

ベルギー当局は、(プソイド)エフェドリンとフシジン酸(外用)について、処方箋医薬品に分類を変更し、2024年11月1日から適用すると発表(2024.10.07に投稿したものを記事化)

【FAFMPS 2024.09.30】
Les médicaments à base des principes actifs (pseudo-)éphédrine et acide fusidique soumis à prescription médicale en Belgique à partir du 1e novembre 2024
https://afmps.be/fr/news/les_medicaments_a_base_des_principes_actifs_pseudo_ephedrine_et_acide_fusidique_soumis_a

続きを読む


無菌調剤が可能な薬局は各地域に適切に配置されているか(国内調査)

岐阜薬大の報告
無菌調剤が可能な薬局がどう分布されているかを厚生局のデータから解析
(Xに2024.10.17したものを再構成しました)

Integr Pharm Res Pract. 2024 Oct 4】
Geographical Disparities in the Distribution of Community Pharmacies Providing Aseptic Preparation Services in Japan
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11460271/

続きを読む


フィナステリド等による性機能障害や精神障害の潜在的リスク(仏)

フランスの当局のANSMは10月17日、数年にわたって行ってきたフィナステリドに対する措置に加え、EMAののファーマコビジランス委員会(PRAC)も新たなレビューを開始したと発表した(2024.10.17にXに投稿したものを再構成しました)

【仏ANSM 2024.10.17】
Réévaluation européenne de la balance bénéfice/risque des médicaments contenant du finastéride ou du dutastéride
https://ansm.sante.fr/actualites/reevaluation-europeenne-de-la-balance-benefice-risque-des-medicaments-contenant-du-finasteride-ou-du-dutasteride

続きを読む


日本人女性から見た日韓の経口避妊薬のアクセスの違いへの戸惑い(Update)

阪大と韓国延世大の共同研究

処方箋なしで経口避妊薬が入手できる韓国ですが、韓国に長期居住した日本人に日本との違いに感じたことをインタビューでまとめたもの

日本の課題が浮き彫りになっていて興味深い(Xに2024.10.18に投稿したものを再構成しました)

続きを読む


薬剤師による追加サービスの現状と課題(マレーシア)

マレーシアにおける薬剤師の業務の中心は、調剤からカウンセリングの提供、軽微な健康問題の管理、健康診断の実施へとシフトしてきた。

この報告では、行われている追加サービスについてその内容と取り組み状況、現場薬剤師の認識について調査(Xに2024.10.23に投稿したものを再構成しました)

続きを読む


保護者の約65.5%が子どもの残み残しの再利用を容認(国内研究)

日本における小学校就学前の6歳未満の子どもの主な保護者を対象とした横断研究

保護者の属性、子どもの属性、急性期薬の残薬処理の実際、慢性期薬の残薬処理の実際、短期期薬の残薬処理の実際、抗生剤の残薬処理の実際、外用薬の残薬処理の実際、残薬に対する態度について、8つの領域と40の質問項目を作成した(Xに2024.10.25に投稿したものを再構成しました)

続きを読む


栄養補助食品を通じてビタミンB6を過剰に摂取すると、潜在的な危険性がある(オランダLareb)

オランダ副作用センター・Larebは、ビタミンB6を含む栄養補助食品の使用によって引き起こされる神経損傷について、関連情報が引き続き入っているとした注意喚起を行っている(Xに2024.11.18に投稿したものを再構成しました)

【Lareb 2024.11.11】
Zenuwschade door gebruik van voedingssupplementen met vitamine B6
https://www.lareb.nl/news/zenuwschade-door-gebruik-van-voedingssupplementen-met-vitamine-b6/

続きを読む


OTCの棚割りに取り決めで便宜を図ることは違法(ベルギー)

ベルギーのの独占禁止法規制当局は、薬局におけるOTC医薬品の配置に関する反競争的なカテゴリーマネジメント契約に関連し、ジョンソン・エンド・ジョンソン・コンシューマー、ベーリンガーインゲルハイム、およびハレオンに対し制裁を科すと発表

続きを読む