Tag Archives: タミフル

日本では抗インフルエンザ薬にどのくらいの費用がかかっているか

少し前の論文ですが、前記事(→TOPICS 2025.12.09)関連で調べていたらヒットしたものです

研究ではNDBオープンデータを基に、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)、ペラミビル(ラピアクタ)、バロキサビル(ゾフルーザ)の5種類の抗インフルエンザ薬の処方状況を調査しています。

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オセルタミビル、イナビル、シムビコートのスイッチは必要?(意見募集開始)

厚労省は、オセルタミビル(タミフル)、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル)、ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物(シムビコート)の3成分について、スイッチOTCとした際の効能・効果、OTCとしてのニーズ、OTC化された際の使われ方、スイッチOTC化の課題点及びその対応策等について、意見募集を開始しています。(1月7日まで)

今回の意見募集は、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議での検討に先立って行われるもので、承認を前提とした意見募集ではありませんが、意見募集を行い、生活者や専門家の視点でメリット・デメリットについての声を広く求めることで、評価検討会議での判断材料ともなります。

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タミフルの備蓄やWHO必須薬リスト化は支持しない(コクランレビュー)

 10日、以前紹介(TOPICS 2012.01.18)したノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)の効果についてのコクランのシスティマテイックレビューの更新版が発表されています。 続きを読む


タミフルの政府備蓄を疑問視(英国議会決算委員会)

 英国議会の決算委員会(Public Accounts Committee)は3日、臨床試験へのアクセスとタミフルの国家備蓄についての報告書を公表しています。 続きを読む


米FDA、タミフルの1歳未満への投与を承認

 米FDAは21日、1歳未満(生後2週間以上)へのタミフル投与を承認すると発表しています。 続きを読む


タミフル、要薬剤師薬に分類変更へ(NZ)

 18日、10月30日に行われたニュージーランドMEDSAFEの医薬品の分類に関する委員会(Medicines Classification Committee Meeting)の議事録が公表され、オセルタミビル(タミフル)を処方せん医薬品から要薬剤師薬(restricted medicine)への分類を変更(reclassification )することが勧告されたそうです。 続きを読む


The Tamiflu story(BMJ誌)

 もしかしたら以前からあったのかもしれませんが、BMJ誌がタミフルに関する特集WEBページを開設しています。 続きを読む


タミフルOTC化でも耐性増やワクチン接種率低下は認めず(NZ)(UPDATE)

 ニュージランドでは2007年からインフルエンザシーズン(5-9月)に限り、タミフルの処方せんなしでの販売が認められていますが、OTC化によって、インフルエンサウイルスの耐性が増えたり、後で使うために備蓄購入される、インフルエンザワクチンの接種率に影響を与えることはなかったとする論文がJournal of Antimicrobial Chemotherapy 誌のオンライン版に発表されています。(FULL TEXT で見たい) 続きを読む


タミフルの有用性に疑問(コクランレビュー)

 18日、ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)の効果についてのコクランのシスティマテイックレビューの更新版が発表されています。結果もさることながら、必要なデータが製薬会社から開示されなかったとして、十分な評価が行えないとの異例のコメントが付されたことから、各紙が取り上げています。(現在も各記事を検証中。一部、翻訳・解釈に自信がないところがありますのでご了承を) 続きを読む


タミフルと突然死(国内研究)

 NPO法人医薬ビジランスセンターの浜六郎氏らの研究グループは、タミフル使用で突然死が増加するとした研究結果を International Journal of Risk & Safety in Medicine 誌で明らかにしています。 続きを読む