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ヒゲナミン類似構造のコクラウリンによるドーピングリスク

植物由来の非選択的β2アゴニストであることから、WADAの禁止リストとなっているヒゲナミンですが、類似の構造となっているコクラウリン(Coclaurine)についても、意図しないドーピングリスクを軽減するための規制上の検討の必要性があるとした論文が出されています

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OTC類似薬を保険適用を外すことに改めて反対の見解(日医)

日本医師会の江澤和彦常任理事が、6日の定例会見で、患者の経済的負担増などの懸念から「保険適用を外すことには断固反対」と日医としての見解を改めて示しています。

OTCは全て患者(生活者)の判断だけで使用されるものではないはずなのに、医療用医薬品とOTCをニ極化させ、薬剤師の存在意義をも無視した点で看過できるものではありません。

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2035年に向けてのロードマップ(Pharmacy Guild of Australia)

豪業界団体 Pharmacy Guild of Australia は、“Towards 2035”と題する、地域薬局を通じてより健康的なコミュニティを築くための10年間のロードマップを発表しています

【Pharmacy Guild of Australia 2025.08.05】
Guild plan puts community pharmacy at the forefront of primary healthcare
https://www.guild.org.au/news-events/news/2025/guild-plan-puts-community-pharmacy-at-the-forefront-of-primary-healthcare

Towards 2035~Creating Healthier Communities
https://www.guild.org.au/towards-2035

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連携薬局は現場や患者さんにとって本当にニーズがあるものなのか?(2024厚生労働科学研究)

前回の薬機法改正で鳴り物入りで制度化された、地域連携薬局・専門医療連携薬局ですが、制度化の意義に疑問を投げかける調査結果が明らかになっています。

【2024厚生労働科学研究】
地域連携薬局・専門医療機関連携薬局が地域で果たすべき機能に関する調査研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/177586

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ヘルスリテラシーがない人はOTCを買ってはいけない?(都医会長)

東京都医師会の尾﨑会長は8日の定例会見で、OTC類似薬の保険適用の見直しが議論されている中、ご自身のセルフケア、セルフメディケーションの考え方を明らかにしています

【2025.07.08 東京都医師会定例記者会見】
記者会見資料
https://www.tokyo.med.or.jp/wp-content/uploads/press_conference/application/pdf/20250708-1.pdf
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国営医療サービス(NHS)に関する10カ年計画における地域薬局の役割(英国)

診察や治療を受けるまでの待ち時間の長さなどが課題になっていた、NHS(国営医療サービス)について、英国政府は7月3日、NHSに関する10カ年計画を公表しています。

【英国政府・保健省 2025.07.03】
Policy paper
10 Year Health Plan for England: fit for the future
https://www.gov.uk/government/publications/10-year-health-plan-for-england-fit-for-the-future

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世界薬剤師デー、今年のテーマは “Think Health, Think Pharmacist”

FIPは7日、9月25日の世界薬剤師デー(WorldPharmacistsDay)での今年のテーマを発表しています。

【FIP 2025.07.07】
“Think Health, Think Pharmacist” is the theme of World Pharmacists Day on 25 September 2025.
https://www.fip.org/world-pharmacists-day
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米薬学部教授が薬学生に薬剤師の業務や役割を問いかける(神戸学院大)

海外のニュース記事を見ていたら、米国ミシシッピ大学の教授が神戸学院大学の客員教授として招かれ、講義を通じて感じたことなどを記した記事が目に留まりました。

【University of Mississippi 2025.07.06】
Pharmacy School Expands Global Reach Through Faculty Exchange in Japan
https://olemiss.edu/news/2025/07/pharmacy-school-expands-global-reach-through-faculty-exchange-in-japan/index.html

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国家性保健戦略2025-2035(アイルランド)

アイルランド保健省はこのほど、今後10年間でsexual health services へのアクセスを改革することを目的とした新たな包括的「国家性保健戦略(National Sexual Health Strategy)」をまとめ、この中で薬局の役割が期待されています。

【アイルランド保健省 2025.06.25】
The National Sexual Health Strategy, 2025 – 2035
https://www.gov.ie/en/healthy-ireland/policy-information/national-sexual-health-strategy-2025-2035/

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シルデナフィル経口スプレー“Hezkue”

英国でこのほど、シルデナフィルの経口スプレーの“Hezkue”が発売開始、製品を製造している Aspargo Labs 社は、口の中にスプレーするこの製品は投与量の柔軟性も備えているとしています。

  Hezkue 製品サイト(医療従事者向けをクリック)
     https://www.hezkue.co.uk/
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