オセルタミビルをOTC医薬品として再分類することの潜在的な利点とリスクを検証
【J Infect Dis. 2025 Oct 17】
Improving Access to Influenza Testing and Treatment: Is It Time for Over-the-counter Oseltamivir?
https://academic.oup.com/jid/article/232/Supplement_3/S327/8287900
オセルタミビルをOTC医薬品として再分類することの潜在的な利点とリスクを検証
【J Infect Dis. 2025 Oct 17】
Improving Access to Influenza Testing and Treatment: Is It Time for Over-the-counter Oseltamivir?
https://academic.oup.com/jid/article/232/Supplement_3/S327/8287900
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, インフルエンザ, 国内外の話題・報告, 地域薬剤師, 病気
「おくすりもぐもぐ」という検索ワードを用いてX上で取引される医薬品の特徴を特定し、取引される医薬品の種類やハッシュタグの利用状況など、Xの投稿に関連する個人の行動を分析することを目的に行われた研究です。(2024.06.02に投稿したものを再構成しました)
【JMIR Form Res. 2024 May 28】
Illicit Trade of Prescription Medications Through X (Formerly Twitter) in Japan: Cross-Sectional Study
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11167319/
茨城県つくば市の国保・後期高齢者医療制度の医療・介護保険レセプトデータを用いて、て在宅における訪問薬剤管理指導等を受けている患者の人数、特徴、薬局の実態およびこれらの経時的推移を記述することを目的に行われた研究です。(2024.06.05に投稿したものを記事化しました)
【2023厚生労働科学研究】
地域の実情に応じた在宅医療提供体制構築のための研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/170610
カテゴリー: Pharmacist, 厚生労働科学研究, 国内外の話題・報告, 在宅医療・介護, 地域薬剤師
医療DXの推進としての電子処方箋システムの導入については、今年の9月の時点で電子処方箋運用開始済となっているのは薬局で85.5%に対し、診療所で22.1%、病院で15.3%、歯科診療所で6.1%に留まっているのが現状です。
電子処方箋等検討ワーキンググループの資料を見ると、様々な機能の追加の検討が行われ、その有用性を基に普及を図っていることが伺えます。
今年8-9月にコペンハーゲンで行われたFIPの年会ですが、内容について報じたものをほとんど見かけませんしたが、こちらをチェックしていたら、コミュニティ薬局部門での受賞者の紹介がありました
CPS AWARDS DURING THE WORLD CONGRESS IN COPENHAGEN
(CPS Bulletin 2025.10.08)
https://cpsfip.blogspot.com/2025/10/cps-awards-during-world-congress-in.html
今年5月に公布された改正薬機法ですが、特定要指導医薬品や濫用防止医薬品等の取り扱いの詳細については省令で定めることとなっていましたが、このほど省令案示され、11月1日までの期限で意見募集が行われています。
【e-gov】(受付締切日時 2025年11月1日)
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令案に関する御意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495250230&Mode=0
カテゴリー: OTC・一般用医薬品, Pharmacist, くすり, 公的機関情報, 厚労省・PMDA, 地域薬剤師
セックスレスの増加など、日本人の性的活動の不活発さが指摘される今日ですが、この論文はその背景について検討した総説です。
これまで、おおよそ言われていたことですが、Sexual Health(性的健康) を考える上で重要な問題提起だと思います。
【J Sex Res. 2025 Oct 2】
Sexual Inactivity in Japan: A Scoping Review
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00224499.2025.2564192
男性型脱毛症の治療薬としても広く処方されているフィナステリドですが、投与中止後も持続するうつ病、不安、自殺念慮などの重篤な神経精神症状を引き起こす可能性が長年疑われてきていることは本ブログでもたびたび紹介しているところです。
この研究はこの疑念を裏付ける証拠を系統的に検証し、認識が遅れた理由を分析したものです。
【J Clin Psychiatry 2025 Sep 22】
Failing Public Health Again? Analytical Review of Depression and Suicidality From Finasteride
https://www.psychiatrist.com/jcp/analytical-review-depression-suicidality-finasteride/
9月25日は世界薬剤師デーです。
世界中の薬剤師が自らの役割を訴える日でもあります。
今年のテーマは、”Think Health, Think Pharmacist”(健康を目指そう、薬剤師を知ろう)です。
(think はいろいろな解釈ができますが、私はあえてこの訳としました)
シアリス(タダラフィル)のスイッチ(→TOPICS 2025.09.16)については、18日に薬事審議会要指導・一般用医薬品部会での承認了承後から、Xでの様々な投稿を拝見させて頂いています。
個人的にどう向き合ったらよいか、まとめました。