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Community Pharmacy Agreement 2025(コミュニティ薬局協定2025)(アイルランド)

アイルランド保健省は18日、薬剤師が特定の病気について処方できるようにするcommon conditions service 等を盛り込んだ Community Pharmacy Agreement 2025(コミュニティ薬局協定2025) を発表しています。

【アイランド保健省 2025.09.18】
Minister for Health publishes Community Pharmacy Agreement 2025
https://www.gov.ie/en/department-of-health/press-releases/minister-for-health-publishes-community-pharmacy-agreement-2025/

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スイッチ化要望4成分の意見募集開始

厚労省は、セレコキシブ(セレコックス錠)、エスフルルビプロフェン・ハッカ油(ロコアテープ)、エストラジオール・酢酸ノルエチステロン(メノエイドコンビパッチ)、過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)の4成分について、スイッチOTCとした際の効能・効果、OTCとしてのニーズ、OTC化された際の使われ方、スイッチOTC化の課題点及びその対応策等について、意見募集を開始しています。(10月11日まで)

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シアリス(タダラフィル)のスイッチが18日に審議へ

12日、18日に薬事審議会要指導・一般用医薬品部会の開催が発表され、シアリス(タダラフィル)の要指導医薬品への指定の要否及び製造販売承認の可否について非公開で審議されることが発表されています。

【厚労省 2025.09.12】
薬事審議会 要指導・一般用医薬品部会を開催します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63362.html

議題(非公開案件):
シアリスの要指導医薬品への指定の要否及び製造販売承認の可否について
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001560974.pdf

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Behandlerfarmaceut(処方薬剤師)(デンマーク)

9月10日薬事日報紙で、薬剤師による独立した薬剤処方は、英、加、米、NZ、豪州、スイス、デンマーク、仏、ポーランド、アイルランドの10カ国に広がったとの記事がありました

【和医大 岡田氏】薬剤師処方10カ国に拡大‐医師不足や医療費増背景
(薬事日報 2025.09.10)
https://www.yakuji.co.jp/entry123118.html

デンマークについては、これまで把握していなかったので調べてみました。

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慢性疼痛に対する長期にわたる湿布剤などは見直しが必要(プレプリント)

TOPICS 2025.06.10 で、低価値医療を多く提供する診療所・医師には特性があるとした論文を紹介したところですが、同じ研究チームが新たに別のレセプトデータを基に、低価値医療(Low-Value Care,LVC)についての研究をまとめています。

現時点では査読を受けていないプレプリントですが、我々にとって、興味深い内容となっていたので、取り急ぎ紹介します

【medRxiv [Preprint]. 2025 Aug 26】
Low-Cost, High-Volume Health Services Contribute the Most to Unnecessary Health Spending due to Low-Value Care in Japan
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12407603/
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2025.08.21.25334207v1.full

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ポリファーマシーの管理における薬剤師の役割は?

さまざまなケア環境における過度の多剤併用に対処する薬剤師の役割に関する既存の文献を要約し、さらなる研究が必要な領域を明らかにした。

Int J Clin Pharm. 2025 Aug 2】
Pharmacists’ role in interventions addressing excessive polypharmacy: a scoping review
https://link.springer.com/article/10.1007/s11096-025-01971-7

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緊急避妊薬を求める若者の薬剤師への視線(海外研究)

地域薬局における避妊・中絶の臨床サービスおよび調剤サービスに関する青少年の経験と受容性について、34の研究のシステマティックレビューで検討

eClinicalMedicine. 2025 Jul 31】
Contraception and abortion information and care in community pharmacy for adolescents: a systematic review
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12336644/

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市販薬の過剰摂取で救急外来に搬送された患者の特徴は?

市販薬の過剰摂取で救急外来に搬送された患者の薬物乱用および依存の状況と心理社会的特徴を調査。

【PCN Rep. 2025 Aug 29】
Dependence, abuse, and psychosocial characteristics of patients transported to the emergency department due to overdose of over-the-counter drugs
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12397076/ 続きを読む


こどもにかかりつけ薬剤師制度は必要か?(国内研究)

このコホート研究では、医療保険における「かかりつけ薬剤師制度」を利用する患者の特徴を明らかにし、未成年者の薬学管理におけるその有効性を評価することを目的として行われています。

【BMC Health Serv Res. 2025 Sep 2】
Effectiveness of the kakaritsuke-yakuzaishi (family pharmacist) system for underage individuals in Japan: a cohort study using a health insurance claims database
https://bmchealthservres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12913-025-13358-5
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薬剤師に関するグローバル状況報告書2025(FIP)

FIPは31日、デンマークのコペンハーゲンで開催されている年会の開会にあわせて、薬局や薬剤師、薬学の役割やグローバルヘルスの目標達成に向けた戦略を概説した、薬学に関するグローバル状況報告書2025(Global Situation Report on Pharmacy 2025 (GSRP))を公表しています。

【FIP 2025.08.31】
FIP publishes report on the global situation on pharmacy 2025 at its congress
https://www.fip.org/news?news=newsitem&newsitem=658

Global Situation Report on Pharmacy 2025 (GSRP)
https://www.fip.org/file/6352

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