Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

2010.11.24 一般用医薬品部会議事録

 27日、OTCエパデールの承認の可否についての審議が行われた昨年11月24日開催の一般用医薬品部会の議事録がようやく公表されました。一部報道(TOPICS 2010.11.25)のとおり、医師の委員が承認に強硬に反対しています。 続きを読む


抗肥満薬オルリスタットの安全性

 日本でもOTC医薬品としての開発がすすめられているオルリスタット(orlistat、販売名:OTC薬-Alli、処方せん薬-Xenical)ですが、米医薬品監視団体のPublic Citizen は14日、販売中止を求める請願書をFDAに提出したことを明らかにしています。 続きを読む


スイッチ成分として不適切だとするその理由は?

 日本薬学会は、2008年3月、2009年3月、2010年3月の3回にわたり、「医療用医薬品の有効成分の一般用医薬品への転用に係る候補成分検討報告書」を提出し、さまざまな成分を将来のスイッチの候補として挙げていますが、その後に医学会等から提出された意見によって、ことごとくスイッチは不適切だとして、スイッチの対象から外されてしまったことについて、本サイトではたびたび紹介してきました。 続きを読む


アセトアミノフェン製剤の添付文書改訂

 順次、各施設にDMにて「使用上の注意改訂のお知らせ」が届いているかと思いますが、3月22日の厚生労働省医薬食品局安全対策課の事務連絡等により、アセトアミノフェン製剤の安全対策(TOPICS 2011.01.21)に沿った添付文書の改訂が行われています。 続きを読む


規制・制度改革、医薬品のネット販売等は今回見送りに

 8日の閣議で、行政刷新会議の「規制・制度改革に関する分科会」が取りまとめた規制・制度改革の方針が閣議決定されています。医療や介護に関するライフイノベーション分野は19項目で、規制仕分け(TOPICS 2011.03.02)で取り上げられた「一般用医薬品のインターネット等販売規制」や「医薬品及び医療機器の審査手続」、また「調剤基本料の一元化」などの項目は、震災などの影響もあり調整がつかず、今回の閣議決定には盛り込まれなかったとのことです。 続きを読む


使用者向医薬品ガイドでのロキソニンSの説明は義務なのか?

使用者向け医薬品ガイド

  ブランドイメージが浸透しつつあるロキソニンSですが、卸から注文すると右の「使用者向医薬品ガイド」などが送られてきます。

 過去の記事でも紹介しましたが、第一三共ヘルスケアではこのガイド位置づけについて、「ロキソニンSは適正使用の徹底のために販売時からお客様に「使用者向医薬品ガイド」を使って説明し、お渡ししていただくことが義務付けられています。「使用者向医薬品ガイド」は第1類医薬品の説明文書に替わるものです」としていますが、いったいどのような経緯で義務となったのでしょうか? 続きを読む


災害時におけるOTC医薬品の役割

 被災地の薬剤師会がなどの掲示板での書き込み、また同級の友人から支援で被災地に入った話を直接聞くと、被災地の現状の厳しさをひしひしと感じます。「薬剤師の役割は何か」と現場に行かずして、机上で伝えることがはたしてよいものかと思い、やはり本サイトの情報の更新を躊躇しがちです。 続きを読む


医薬品の郵便等販売、2年間の経過措置延長のパブコメ開始

 5月末で終了することになっている一般用医薬品のネット・通信販売の経過措置ですが、厚労省はさらに2年間の経過措置延長の方針を決め、31日パブコメを開始しました。 続きを読む


規制仕分けの資料は不適当(オンラインドラッグ協会)

 オンラインドラッグ協会は7日、6日開催された規制仕分けで示された資料(おそらく、規制・制度等説明シートが該当)について、誤解を招くとして資料の撤回を求める申し入れ書を提出しました。 続きを読む


規制仕分け「一般用医薬品のインターネット等販売規制」

 最近の話題をリニューアルしながらネット生中継を聞いていました。評価結果は予想通りです。ちょっと感想を。 続きを読む