次回アレグラのスイッチが審議、エパデールの結論は先送り

 24日、ようやく次回の厚労省の薬事・食品衛生審議会・一般用医薬品部会の開催が来月7日に決まったそうです。

薬事・食品衛生審議会 一般用医薬品部会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002b11a.html

 非公開で行われることから詳しい内容は明らかになっていませんが、RISFAXなどによれば注目のエパデールのスイッチ問題の結論はさらに次回の部会に先送りされる一方、アレグラのスイッチOTC医薬品の審議が行われるそうです。

エパデールスイッチ 専門医が日医委員を説得へ
薬食審・OTC薬部会 調整間に合わず、注目の結論は8月
(RTISFAX  Headline 5月25日)
http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=38476

 事態打開のため厚労省はいろいろと考えているそうだけど果たしてうまくいくかどうか注目です。(記事の通りなら、このくらいの対応はもっと早くから行っておくべきだった)

来月7日にOTC薬部会 アレグラスイッチを審議
(RISFAX Headline 5月25日)
http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=38482

 効能はまた鼻アレルギーに限定されてしまうのでしょうか。(スカイナーAL錠以外にも、皮膚領域の効能がある第2世代の抗ヒスタミン剤のスイッチが必要だ思うのだけど)

関連記事:
日水製薬社長 エパデールスイッチ「うちだけの問題ではない」
(RISFAX Headline 5月24日)
http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=38474

関連情報:TOPICS
 2011.06.24 2011.2.24 一般用医薬品部会議事録
 2011.04.27 2010.11.24 一般用医薬品部会議事録
 2010.11.25 OTCエパデールの承認了承は見送り


2012年05月25日 10:08 投稿

コメントが3つあります

  1. アポネット 小嶋

    現時点では、日刊薬業の見出しだけなのですが、アレグラのスイッチが了承された他、ヒアルロン酸ナトリウム(おそらく点眼)の開発が今後始まるようです。(エパデールはどうなったんだろう。非公開だから終わってから委員から聞くしかないんだろうな)

  2. アポネット 小嶋

    アレグラのスイッチは、久光から出るみたいです。

    一般用医薬品事業(アレルギー関連治療薬)のマーケティングを目的とした合弁会社設立
    (久光製薬/サノフィ・アベンティス プレスリリース 6月12日)

  3. エパデールは脂質異常の適応はあきらめて、
    足の冷感、疼痛の改善のほうがスイッチかしやすいような気がしますが。

    そういえばナウゼリンはどうなったんでしょう?
    確かスイッチかは了承されていたような