Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

重篤な皮膚障害の報告が多い医薬品

 厚労省は25日、2009年9月~2012年1月までに報告された、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS))及び、中毒性表皮壊死症(TEN)の報告状況等について、医薬品・医療機器等安全性情報290号とPMDAからの医薬品適正使用のお願いで明らかにしています。 続きを読む


偏頭痛予防に対するOTCや補完医療の有効性(米国)

 これも24日、Neurology 誌のオンライン版に掲載されたもので、成人の偏頭痛予防に対する、NSAIDsやサプリメント等の補完医療のエビデンスをまとめたものです。the American Academy of Neurology and the American Headache Societyが共同でまとめています。 続きを読む


OTC医薬品の活用を検討する米FDA公聴会(続報)

日本での報道は現時点ではほとんどないということもあり、TOPICS 2012.03.23 の話題については多くの方にご興味を頂きました。 続きを読む


見直しませんか、いわゆる“かぜ薬”

 医薬分業のすすめ(http://www2.nsknet.or.jp/~s-yoshi/)でご存じの方もいるかと思いますが、石川県のよしだ小児科クリニックの吉田均先生が、地元医師会の学術講演会でお話をするとうかがい、さっそく参加してきました。 続きを読む


生薬のリスク区分変更はどのように決められたか

 今年4月から生薬のリスク区分の一部が変更となり、一部の生薬が配合された商品についてリスク区分の変更となっています。  続きを読む


虫刺されの多くで抗ヒス剤やステロイドは無効(英国)

 肝心の FULL-TEXT が見れないので、紹介は各紙からの引用になってしまいますが、薬物療法のレビューを行っている独立系の医学雑誌のDrug and Therapeutics Bulletin 誌に掲載された記事です。 続きを読む


一般用漢方薬、31処方が新たに追加へ

 厚労省はこのほど、一般用漢方製剤として新たに31処方をまとめ、パブリックコメントで意見募集を開始しています。 続きを読む


OTC医薬品や薬局をめぐる問題は今も変わらず?

 最近、6~8年前に書いたOTC医薬品や地域薬局をめぐる当時の考えや出来事をまとめた原稿のWEB掲載を依頼されました。 続きを読む


OTCの活用を検討する注目の米FDA公聴会が始まる

 TOPICS 2012.03.01 で紹介した、OTC医薬品の新たな活用を検討する米FDAの公聴会が22日、始まっています。 続きを読む


海外におけるセルフメディケーション(厚生労働科学研究)

 昨年の春から夏にかけての公表より遅れて厚生労働科学研究成果に順次掲載される前年度(2010年度)の厚生労働科学研究の報告書ですが、21日までに私たちと関連深い「医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究」の報告書(全文)のほとんどがようやくアップされました。

 今回まず紹介するのは、「諸外国におけるセルフメディケーション・OTC販売に関与する専門家の役割及びトレーニングの状況調査に関する研究」という、海外におけるセルフメデフィケーションの現状とこれに関わる地域薬局の取り組みを紹介したものです。日本における今後の地域薬局の活動の展開の可能性についての示唆となるもので、是非皆さんも一読することをお勧めします。 続きを読む