Category Archives: OTC・一般用医薬品

一般用医薬品や医薬品販売制度に関する情報を紹介します。

一般用医薬品による重篤な副作用の報告状況

 厚労省は29日、2007年度から2011年度の5年間に報告された一般用医薬品の副作用の報告状況等について、医薬品・医療機器等安全性情報290号で明らかにしています。 続きを読む


小林製薬、第3類医薬品の通販事業を開始へ

 既に先行報道でご存じかと思いますが、一般用医薬品や生活雑貨品の大手メーカーの小林製薬が21日、9月から第3類医薬品の通信販売事業を開始することを正式発表しています。 続きを読む


市販咳止め薬で、うっかりドーピング

 日本ハンドボール協会と日本アンチ・ドーピング機構(http://www.playtruejapan.org/)は17日、HC岐阜に所属する元男子日本代表選手が7月に開催された全日本社会人選手権での検査で、禁止物質の陽性反応を示したとして、3カ月の資格停止処分が科されたと発表しています。 続きを読む


6歳未満に風邪薬・咳止め薬は与えられるべきではない(豪州)

 OTC風邪薬や咳止め薬については現在、カナダ(2008.12.08)、英国(2010.11.10 Update)、ニュージランドでは6歳未満、米国では2歳未満(業界自主規制では4歳未満)の小児では使用すべきでないとされていますが、15日、豪州当局のTGAもレビュー結果を発表(パブコメを開始して(TOPICS 2009.10.23)実に3年近く経っているけど)、これを踏まえ、6歳未満は使用禁止、6歳~11歳は医療専門職のアドバイスの下に使用することを決めています。 続きを読む


コデイン類配合小児用かぜ薬は指定第2類でいいのだろうか?

 以前、授乳婦がコデインを服用した場合、ごく稀ではあるが、コデイン服用後代謝の過程(迅速代謝)でできたモルヒネが乳汁に移行し、これを飲んだ乳幼児が呼吸抑制などの有害事象を起こす可能性があるという報告があるとして、添付文書が変更されたことを紹介しました(TOPICS 2009.12.02)が、米FDAでは、乳幼児がコデイン配合剤を常用量使用(海外ではコデインは鎮痛目的で使用)した場合でも死亡例を含む事例が報告されたとして注意を呼びかけています。 続きを読む


資生堂IHADAは一応OTC医薬品だけど

 ドラッグストアに縁がない私にとっては、こういった商品が1年以上前に発売されていることは全く知りませんでしたが、ググったところ販売戦略については賛否があるようです。(既にご存じの方がいたらスルーして下さい) 続きを読む


沖縄のアタマジラミにはスミスリンが無効らしい

 以前、スミスリン製剤耐性タイプのアタマジラミが急増しているという話題(TOPICS 2009.02.16)を紹介ましたが、アタマジラミの殺虫剤(スミスリン)抵抗性の全国調査を行っている国立感染症研究所昆虫医科学部(http://www0.nih.go.jp/niid/entomology/)が、沖縄県ではアタマジラミの多くがスミスリン製剤耐性タイプであることを明らかにしています。 続きを読む


OTC薬の乱用・依存の実態(厚生労働科学研究)(Update2)

 これも、国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部のサイト(http://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/)で見つけた最新の厚生労働科学研究です。(現時点ではまだ厚生労働科学研究成果データベースには掲載されていません。) 続きを読む


OTCの購入履歴は業務上知りえた秘密に該当するか?

 顧客の囲い込みにドラッグストアなどでも導入が進むTポイントですが、朝日新聞がOTCの購入履歴が他社に提供される可能性があるとして、疑問を投げかける記事を掲載しています。 続きを読む


OTC シンバスタチンの販売に英国薬剤師は慎重?

 アブストラクトしか見ていないので推測の部分もありますが、興味ある報告です。(FULLTEXT で是非確認したい) 続きを読む