Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

デキストロメトルファン濫用による有害事象は少なくない(米国)

TOPICS 2010.05.09 の記事で紹介した、デキストロメトルファン(DXM)濫用による潜在的リスクとベネフィットについての検討を行う諮問委員会(Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)の開催(9月14日)に先立ち、FDAのウェブサイトに、DXMについてのレビューをまとめたFDA、業界団体CHPAの資料が31日掲載されています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 紹介が遅れましたが、8月4日に薬事・食品衛生審議会の平成22年度第1回医薬品等安全対策部会が開催され、2010年1月1日から3月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


ラモトリギンと無菌性髄膜炎(米FDA)

 米FDAは12日、ラモトリギン(ラミクタール)に関する安全性情報を発表しています。 続きを読む


過去5年間の副作用による医薬品別死亡症例数が公表

  4日、平成22年度第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会が開催され、今回初めて医薬品別の死亡症例数(2005年度~2009年度分)が公表されています。 続きを読む


ビスホスホネートは食道がんなどのリスクを増大させない

 JAMA 誌にビスホスホネート製剤に懸念されている癌リスクは増大しないとする論文が掲載されています。 続きを読む


FDA Drug Info Rounds

 Nelmの情報で今頃になって知ったのですが、米FDAのウェブサイトに最近、処方医や地域薬剤師向けのトレーニング用の動画を配信するページが登場しています 続きを読む


PMDA 医薬品適正使用のお願い

 PMDA(医薬品医療機器総合機構)は10日、医療従事者向けの新たな医薬品適正使用に関する情報の提供を開始しています。 続きを読む


子宮頸がん予防ワクチンによる有害反応の情報開示が必要

 5日の参議院の予算委員会と6日の厚生労働委員会で、子宮頸がん予防ワクチン問題が取上げられています。 続きを読む


ケトプロフェン外用剤は処方薬とすべき(欧州医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)は22日、ケトプロフェン外用剤に関するレビュー結果を公表し、ケトプロフェン外用剤は医師による処方でのみ使用されるべきとした勧告を発表しています。 続きを読む


バレニクリンによる精神神経系副作用の特徴

 禁煙支援で欠かせないバレニクリン(チャンピックス、米国販売名:Chantix)ですが、このほど精神神経系の有害事象の事例を調べた論文が、Annals of Pharmacotherapy 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む