Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

ケトプロフェン外用剤は処方薬とすべき(欧州医薬品庁)

 欧州医薬品庁(EMA)は22日、ケトプロフェン外用剤に関するレビュー結果を公表し、ケトプロフェン外用剤は医師による処方でのみ使用されるべきとした勧告を発表しています。 続きを読む


バレニクリンによる精神神経系副作用の特徴

 禁煙支援で欠かせないバレニクリン(チャンピックス、米国販売名:Chantix)ですが、このほど精神神経系の有害事象の事例を調べた論文が、Annals of Pharmacotherapy 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


アバスチンの乳がんへの承認取り消しを勧告(FDA諮問委)

 日本でも適応拡大が期待されている分子標的薬のアバスチン(ベバシズマブ、本邦での適応症は結腸・直腸癌、肺癌)ですが、20日開催された腫瘍薬諮問委員会(Oncologic Drugs Advisory Committee)で、乳がんの適応の承認取り消しが勧告されたことから、米国では波紋をよんでいます。 続きを読む


Avandia販売継続支持もさらなる慎重使用必要(FDA諮問委)

 米国では13-14日の2日間にわたり、チアゾリジン系糖尿病治療薬アバンディア(Avnadia 成分名:rosiglitazone)の安全性の検討を行う「内分泌・代謝薬」と「医薬品安全性・リスク管理」の合同諮問委員会(Joint Meeting of the Endocrinologic and Metabolic Drugs Advisory Committee and the Drug Safety and Risk Management Advisory Committee Meeting)が開催され、全米の注目を集めています。 続きを読む


薬剤師口コミ、患者副作用報告の代行サイト

 9日、QLifeと株式会社ネグジット総研は、このほど共同で、「薬剤師口コミ」を公開したと発表しています。 続きを読む


TZD・グリニド系は保険償還から除外すべき(ドイツ)

 ロイター通信のみが配信しているドイツの記事で、紹介しようかどうか考えたのですが、考えさせれることが少なくないので記事にしました。誤り等がございましたらご指摘下さい。 続きを読む


ロゼレム錠8mgに関する学習メモ

 16日開催したアポネット研究会は、武田薬品工業さんにお願いしてロゼレム錠8mgについてについて学びました。今回も理解を高めようと下記サイトの資料にざっと目を通してから学習に臨み、一問一答でいろいろな質問をしてみました。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアル「アナフィラキシー」

 重篤副作用疾患別対応マニュアルのうち、「アナフィラキシー」の内容が一部改訂されています。 続きを読む


ARBと発がんリスク

 14日、Lancet Oncology 誌のオンライン版に、ARBが発がんリスクを高める可能性があるとした論文が掲載され話題になっています。 続きを読む


オルメサルタンと心臓血管への影響(米FDA)

 米FDAは11日、日本でも広く使われているARBのオルメサルタン(オルメテック、レザルタス(配合剤)、米国名:Benicar)について、心臓血管の影響(cardiovascular effects)について現在レビューを進行していることを明らかにしました。 続きを読む