Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

ブフェキサマクの承認取り消しを勧告(欧州医薬品庁医薬品委員会)

 EMA(欧州医薬品庁)の医薬品委員会は23日、接触性アレルギーのリスクが高いとして、ブフェキサマク製剤の承認取り消しを勧告しました。 続きを読む


ビクトーザ皮下注に関する学習メモ

 実際に参加されていない方でないと様子を想像できないと思いますが、ここ最近のアポネットR研究会では、最近の新薬ラッシュに対応すべく、メーカーの学術担当者を招いて、十分時間をかけてそれぞれの新薬の薬効・薬理とそのメカニズム、使用上の注意、患者さんへの指導のポイントなどを学んでいます。 続きを読む


抗生剤適正使用キャンペーンは十分浸透せず(EU)

 2008年から11月18日を“European Antibiotic Awareness Day”と定めるなど、抗生剤の適正使用のキャンペーンが行われているEUですが、このほど抗生剤の使用実態や、受け止める側の住民の認識状況などを調べた調査結果が公表されています。 続きを読む


シタグリプチンの追加投与時はSU剤の減量が必要

 日本糖尿病協会の「インクレチンとSU薬の適正使用に関する委員会」は8日、昨年12月以降、SU薬にシタグリプチン追加投与した症例から重篤な低血糖による意識障害を起こすケースが複数報告されたとして、医療従事者向けに適正使用に関する勧告を行っています。 続きを読む


パイロットと薬の使用(米国)

 パイロットというと、多くの乗客の命を預かることもあり、薬を服用している場合には飛行機の操縦が許可されない場合がありますが、米連邦航空局(FAA:Federal Aviation Administration)は2日、これまでの規定を変更して、一部の抗うつ剤については服用していても航空機の操縦してもよいとする新たな提案を行っています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 紹介が遅れましたが、3月19日に薬事・食品衛生審議会の平成21年度第3回医薬品等安全対策部会が開催され、2009年9月1日から12月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


高齢者の抗うつ薬の使用と骨折リスク(欧州医薬品庁)

  EMA(欧州医薬品庁)のCHMP(医薬品委員会)に属するファーマコヴィジランス諮問委員会(Pharmacovigilance Working Party:PhVWP)は、15-17日に3月の会合を行い、25日その概要を発表してます。 続きを読む


抗精神病薬に血栓塞栓症の発症リスクが追記

 厚労省は23日、抗精神病薬について血栓塞栓症発現の可能性についての注意について添付文書への追記を指示しました。 続きを読む


ロイコトリエン受容体拮抗薬に精神神経系症状の注意が追記

 厚労省は23日、ロイコトリエン受容体拮抗薬のモンテルカストナトリウム(シングレア・キプレス)、ザフィルルカスト(アコレート)、プランルカスト水和物(オノン他)について、「重要な基本的注意」の項に、精神神経系の副作用発現の可能性について添付文書への追記を指示しました。 続きを読む


欧州医薬品庁もクロピドグレルとオメプラゾールを併用しないよう勧告

 EMA(欧州医薬品庁)は3月19日、クロピドグレル(プラビックス)についてのステートメントを発表しています。 続きを読む