Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

オメプラゾールと低マグネウシウム血症

 ニュージーランド(NZ)の医薬品規制機関のMedsafeは、Prescriber Update (http://www.medsafe.govt.nz/profs/PUarticles.asp)の最新号で、オメプラゾールによる低マグネシウム血症(hypomagnesaemia)のリスクについて注意喚起を行っています。 続きを読む


12歳未満への一部風邪薬咳止め薬が販売制限へ(NZ)

 ニュージーランド(NZ)の医薬品規制機関のMedsafeとニュージーランド保健省は8日、デキストロメトルファン(DXM)、フェニラミン、トコンを含有するOTCについて、12歳未満への販売は薬局のみとする分類の変更を行うと発表しました。 続きを読む


コデイン配合OTC薬販売規制、鎮咳去痰薬のみで十分?

 厚労省は1日、乱用が問題になっているコデイン類配合のOTC鎮咳去痰薬について、販売数量などの制限を求める通知を行っています。 続きを読む


デフェラシロクスの添付文書の改訂を指示

 厚労省は1日、輸血による慢性鉄過剰症治療薬のデフェラシロクス(エクジェイド懸濁用錠125mg/エクジェイド懸濁用錠500mg)について、重篤な肝障害、腎障害、胃腸出血を発現の報告があるとして、警告欄の設置を含む添付文書の改訂を指示しました。 続きを読む


コルヒチンとの併用を注意すべき薬剤

 厚労省は1日、コルヒチン錠について、肝代謝酵素CYP3A4を強く阻害する薬剤やP糖蛋白を阻害する薬剤との併用との注意などを促す添付文書を指示しました。 続きを読む


ビスホスホネート製剤の添付文書改訂を指示

 厚労省は1日、ビスホスホネート製剤の添付文書について、顎骨壊死・顎骨骨髄炎と非外傷性の大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部のストレス骨折に関する記載の追記を指示しました。 続きを読む


オルリスタット使用による肝障害がラベル追記へ(米FDA)

 TOPICS 2009.08.25で、米FDAの抗肥満薬オルリスタットに関する早期伝達(Early Communication)の発表を紹介しましたが、26日、レビュー結果を発表し、重篤な肝障害の副作用について、ラベルに追記すると発表しました。 続きを読む


PPI使用による骨折リスクがラベルに追記へ(米FDA)

 米FDAは25日、PPIを高用量または長期服用した場合骨折リスクが高まる可能性があるとして、PPI製品のラベル変更を行うと発表しました。 続きを読む


スタチンと有害事象・合併症のリスク(英国研究)

 20日の英国医学雑誌のBMJ 誌とHeart 誌のオンライン版に、スタチン使用と有害事象や合併症の発症の関連を調べた大規模な疫学調査の結果が発表されています。(使用したデータは同じです) 続きを読む


適正使用情報は現場に十分周知されているか(国内調査)

 私たちの所には、添付文書の改訂などの適正使用に関する情報がさまざまな形で送られてたり、また私たちも入手することがあります。こういった情報が、どのように現場の医師らに周知されているかなどを調べた調査結果がまとまり、報告書が厚労省ウェブサイトに19日掲載されています。 続きを読む