Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

抗精神病薬に血栓塞栓症の発症リスクが追記

 厚労省は23日、抗精神病薬について血栓塞栓症発現の可能性についての注意について添付文書への追記を指示しました。 続きを読む


ロイコトリエン受容体拮抗薬に精神神経系症状の注意が追記

 厚労省は23日、ロイコトリエン受容体拮抗薬のモンテルカストナトリウム(シングレア・キプレス)、ザフィルルカスト(アコレート)、プランルカスト水和物(オノン他)について、「重要な基本的注意」の項に、精神神経系の副作用発現の可能性について添付文書への追記を指示しました。 続きを読む


欧州医薬品庁もクロピドグレルとオメプラゾールを併用しないよう勧告

 EMA(欧州医薬品庁)は3月19日、クロピドグレル(プラビックス)についてのステートメントを発表しています。 続きを読む


プロトピック軟膏の小児への安全性(米FDA)

 共同通信での報道があるまで気付かなかったのですが、22日に開催される米FDAの小児科諮問委員会(Pediatric Advisory Committee)で、他の10の薬剤とともにプロトピック軟膏の安全性についての検討が行われるそうです。 続きを読む


シンバスタチンと横紋筋融解症(米FDA)

 米FDAは19日、シンバスタチン(リポバス他)に関する安全性情報を発表しています。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアルの正式版が追加

18日、新たに14件の「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が追加公表されました。 続きを読む


プラビックスの使用前に遺伝子検査が必要?

 12日、米FDAはクロピドグレル(プラビックス)についての安全性情報を発表しています。 続きを読む


男性の鎮痛剤常用は難聴をもたらすかもしれない

 OTC医薬品として日本でも広く配合されている、アスピリン、イブプロフェンなどのNSAIDs、アセトアミノフェンといった鎮痛剤を常用すると、難聴(Hearing Loss)のリスクが高まるとした論文が、The American Journal of Medicine 誌に掲載されています。 続きを読む


子どもの喘息治療、Step-upはLABAsの追加が有用だが

 2010.02.19 のTOPICSで、米FDAからLABAs(長時間作用型β刺激吸入薬)の使用の事実上の慎重使用の勧告が示されたことを紹介しましたが、2日、NEJM 誌のOnline First に、ステロイド吸入による喘息治療を行っている子どもが治療のステップアップが必要な場合、ステロイド増量やロイコトリエン拮抗薬の併用より、LABAsの併用がより有用であるとした論文が掲載されています。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアル 新たに14疾患が公表へ

 25日、厚労省の第6回重篤副作用総合対策検討会が開催され、新たにまとめられた14疾患の「重篤副作用疾患別対応マニュアル案」について審議が行われ、了承されたそうです。 続きを読む