Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

SSRI/SNRI を中心とした 抗うつ薬適正使用に関する提言

 日本うつ病学会(http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/)はこのほど、「SSRI/SNRI を中心とした抗うつ薬適正使用に関する提言」をまとめ、4日、同学会ウェブサイトに掲載しています。 続きを読む


スタチンの副作用をレビュー(英国医薬品庁)

 MHRA(英国医薬品庁)は、3日“Drug Safety Update”と“Public Assessment Report”を公表し、スタチンの安全性情報をUpdateすると発表しました。 続きを読む


新型インフルエンザワクチンの副反応の報告状況(累計)

 23日の第1報(TOPICS 2009.10.23)に続き、続報が厚労省・日医HPなどに掲載されています。下表にまとめてみました。(随時更新予定) 続きを読む


生活者からの副作用自発報告システムは日本でも必要(国内研究)

 TOPICS 2009.01.10 で、副作用情報収集のためには、患者さんによる直接報告も有用との記事を紹介しましたが、日本でも薬学研究者がOTCを対象に生活者からの副作用自発報報告システムができないかの模索を始めています。 続きを読む


新型インフルエンザワクチンで6例の重篤な副反応

 厚労省は23日、新型インフルエンザ用ワクチンを接種した医療従事者について、19日(月)から22日(木)までに入手した接種後の副反応報告について公表しています。 続きを読む


OTC子ども用風邪薬、薬剤師の管理下での販売が必要(豪州)

 豪州の公的医薬品規制機関のTGAは22日、OTC子ども向け風邪薬・咳止め薬について、6歳未満は処方せん医薬品、12歳未満の用法がある製品については要薬剤師薬に分類を変更するなどの方針をまとめ、12月18日までのパブリックコメントを開始すると発表しました。 続きを読む


妊婦へのパキシル投与、さらなる注意喚起が必要

 民間の医薬品監視機関の「薬害オンブズパースン会議」(http://www.yakugai.gr.jp/)は21日、SSRIのパキシル(パロキセチン塩酸塩水和物)について、妊娠初期に妊婦が服用した場合、胎児に先天異常を起こす危険性などがあるとして、添付文書の「警告」欄にこれに関する記載などを求める要望書を、厚労省や製薬メーカーなどに提出しました。 続きを読む


リレンザをネブライザーで使用してはいけない(米FDA)

 米FDAとGSK社は9日、抗インフルエンザ治療薬リレンザ(ザナミビル)について、米国外でリレンザを溶液に溶かしネブライザーで投与した人工呼吸器を行っていた妊婦で死亡例があったとして、定められた使用法以外で投与しないよう医療関係者に注意を呼びかけています。 続きを読む


新型FLUワクチンの副作用報告、医療機関だけで十分か?

 緊急時とはいえ、安全性についてまだ不確定な部分がある新型インフルエンザワクチンですが、厚労省では、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告については、メーカーによる報告だけではタイムラグなどがあることから、接種を委託する医療機関に直接依頼することを検討しています。 続きを読む


SSRI・SNRIによる他害行為発生のリスク因子

 9月29日に公表された「医薬品・医療機器等安全性情報261号」で、医薬品医療機器総合機構に集積された企業からの自発報告データのうち、医薬品等安全対策部会において精査されたSSRI/SNRIによる他害行為等の副作用報告について、他害行為発生のリスク因子をもとにした症例の検討の結果概要が掲載されています。 続きを読む