Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

ED治療薬、長期使用でも視力障害は認められず

 ED治療薬について、長期使用でも視力への影響はないとした研究結果が示され、各紙がとりあげています。 続きを読む


一般用医薬品の承認審査に関する情報

 しばらく気づかなかったのですが、一般用医薬品(スイッチ品)の承認審査に関わる詳しい情報が独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイト(http://www.info.pmda.go.jp//)の「一般用医薬品の承認審査に関する情報」のページ(→リンク)に掲載されています。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアル 新たに20疾患が公表へ

 25日、厚労省の重篤副作用総合対策検討会が開催され、新たにまとめられた20疾患の「重篤副作用疾患別対応マニュアル案」について審議が行われ、了承されたそうです。 続きを読む


第3回医薬品安全使用実践推進検討会

 17日、厚生労働省の第3回医薬品安全使用実践推進検討会が開催され、20年度「医薬品安全性情報活用実践事例等の収集事業」の報告書と、 医薬品安全性情報の活用について先進的な取り組みをしている医療機関の事例をまとめた「安全性情報院内活用実践事例集」が示され、検討会で了承されたそうです。 続きを読む


心臓血管病予防でのアスピリン使用は性差・年齢の考慮が必要(米国)

 米国保健省の独立機関である予防医療に関する研究班(USPSTF:U.S. Preventive Services Task Force)は、2002年にまとめた「虚血性心疾患(coronary heart disease)におけるアスピリンの予防使用」に関する勧告について、その後発表されたエビデンスを踏まえたアップデートを16日に発表しました。 続きを読む


英国当局も6歳未満にはOTC風邪薬・咳止めを使用しないよう勧告

 英国医薬品庁(MHRA)は28日、小児用OTC風邪薬は12歳未満の子どもには有用ではなく(ファーストチョイスとして勧められない)、6歳未満へは使用すべきでないなどとした、安全性情報を発表しました。 続きを読む


メトクロプラミドによる遅発性ジスキネジアは非可逆的(米FDA)

 米FDAは26日、メトクロプラミド製剤(プリンペラン)について、長期使用をすると、使用を中止した場合でも遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)が発現する可能性があるとして、遅発性ジスキネジアのリスクについて、黒枠警告(black box warning)に改めると共に、医薬品ガイド(medication guide)を作成することを製造メーカーに求めました。 続きを読む


オンライン報告で成果を上げるイエローカード副作用報告システム

 英国では1964年におきたサリドマイドによる薬害をきっかけにはじまった、イエローカード副作用報告システム(Yellow Card Scheme)という独自の副作用報告システムがありますが、昨年の2月18日からはオンラインによる報告システムが本稼働し、運用が行われています。 続きを読む


リレンザで転落死?

 耐性ウイルスの発現で今シーズンは処方が増えているリレンザですが、今月27日、インフルエンザで学校を休んでいた高校2年生の男子生徒が集合住宅から転落死した事件について、厚労省は29日、事前に抗インフルエンザ薬「リレンザ」が処方されていたと発表しました。 続きを読む


PPIがクロピドグレルの作用を減弱するかもしれない

 近年、日本でも広く使われている抗血小板薬クロピドグレル(商品名:プラビックス)ですが、海外ではPPIの一部との相互作用があるではないかとの指摘が相次いで出されています。 続きを読む