重篤副作用疾患別対応マニュアル 新たに14疾患が公表へ

 25日、厚労省の第6回重篤副作用総合対策検討会が開催され、新たにまとめられた14疾患の「重篤副作用疾患別対応マニュアル案」について審議が行われ、了承されたそうです。

今回、追加することになったのは、次の14疾患です。

  1. 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
  2. ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
  3. ネフローゼ症候群
  4. 急性好酸球性肺炎
  5. 肺胞出血(肺出血、びまん性肺胞出血)
  6. 重度の下痢
  7. 手足症候群
  8. 新生児薬物離脱症候群
  9. セロトニン症候群
  10. アカシジア
  11. 運動失調
  12. 頭痛
  13. 難聴(アミノグリコシド系抗菌剤、白金製剤、サリチル酸剤、ループ利尿薬による)
  14. 薬剤による接触皮膚炎

 また、新たにマニュアルを作成する副作用疾患として、「小児の急性脳症」「大腿骨頭無腐性壊死」「角膜混濁」が追加されることになったそうです。

 下記ページにこれらの14のマニュアル案が掲載されています。正式版が掲載されましたら、本サイト“重篤副作用疾患別対応マニュアル”のページよりリンクを張る予定です。(とりあえず、マニュアル案についてリンクを張っておきました)

第6回重篤副作用総合対策検討会(2010年2月25日開催)
  議事録  資料

関連情報:重篤副作用疾患別対応マニュアル〜患者向け医薬品情報(Keywords)

参考:医療介護CBニュース(2月25日 一定期間を過ぎるとログイン必要)
    http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26528.html

4月5日 議事録へのリンク追加


2010年02月27日 00:11 投稿

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