Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

ヤーズ配合錠に安全性速報(ブルーレター)が発出

 本サイトでもたびたび紹介しているエチニルエストラジオール/ドロスピレノン合剤(ヤーズ配合錠)との関連が疑われる血栓症ですが、国内で3例目の死亡例が報告されたことから、厚労省は安全性速報(ブルーレター)を発出するとともに、添付文書に警告欄を設け、注意喚起のレベルを上げています。 続きを読む


メチルフェニデートと持続性勃起(米FDA)

 米FDAは17日、メチルフェニデート(本邦はリタリン、コンサータ)の使用している男性で、まれに長時間・時に痛みを伴う持続性勃起(priapism、long-lasting erections)を生じる可能性があるとして、注意を呼びかけるラベルの変更を了承したと発表しています。 続きを読む


国内外の副作用等の報告状況(2013.4-7)

 11月27日、薬事・食品衛生審議会の平成25年度第2回医薬品等安全対策部会が開催され、2013年4月1日から7月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


国内外の副作用等の報告状況(2012.12-2013.3)

 本来なら、もっと前に紹介すべきところなのですが、ここのところの余裕のなさから、成分ごとの集計をあきらめて、今回からリンク先の紹介のみとしました。(時間的に余裕があれば、整理するかも) 続きを読む


自動車運転等に係る注意に関する「使用上の注意」の改訂(厚労省)

 TOPICS 2013.03.22 で、総務省が行った行政評価・監視で、「添付文書の使用上の注意に自動車運転等の禁止等の記載がある医薬品を処方又は調剤する際は、医師又は薬剤師からの患者に対する注意喚起の説明を徹底させること」とした勧告が行われたことを紹介しましたが、これを受けての添付文書の改訂指示が26日行われています。 続きを読む


ダビガトラン(プラザキサ)服用後は横になってはいけない

 ここのところ、余裕がなく記事がアップできずに本当に申し訳ありません。今後もしばらくツイッターでの情報発信が中心になりますがご了承下さい。

 ニュージーランドのMEDSAFEのダビガトラン服用後の食道潰瘍に関する注意喚起です。(これははずせません) 続きを読む


シグナル(オランダLareb Quarterly Reports)

 オランダ薬剤監視センター(Lareb:Netherlands Pharmacovigilance Centre Lareb)ではシグナル検出をまとめたレポートを四半期ごとに発出してますが、このほど、最新のレポートがLarebのウェブサイト(http://www.lareb.nl/)に掲載されています。 続きを読む


クロピドグレル(プラビックス)と後天性血友病

 論文あれこれ2013年5月で紹介したEMA PRACでのシグナル検出が、商品情報で注意喚起になっています。アイルランドの医薬品委員会と独BfArmで関連情報がアップされていました。 続きを読む


フルオロキノロンによる末梢神経障害は長期化する(米FDA)

 米FDAは15日、フルオロキノロン系薬剤(経口・注射)による末梢神経障害(Peripheral neuropathy)はいったん発症すると長期化する可能性があるとしてラベルの変更を求めるとともに、注意を呼びかけています。 続きを読む


国は一般向け安全性情報の充実が図れないものだろうか?

 米FDAは1日、アセトアミノフェンによる SJS、TEN、AGEP などの皮膚反応について注意喚起を行っています。 続きを読む