Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

シロスタゾールは食前服用を推奨(英MHRA)

 TOPICS 2013.03.23 で、欧州医薬品庁(EMA)がシロスタゾールの使用制限を勧告したことを紹介しましたが、英国医薬品庁(MHRA)もDrug Safety Update で、ライフスタイルの改善と他の適切な介入によっても十分に改善しなかった場合の第二選択としての使用に制限されるなどとした、適正使用に関する注意喚起を行っています。 続きを読む


携帯型空間除菌剤の安全性をテスト(国民生活センター)

 携帯型空間除菌剤の安全性についてはこれまでもたびたび本サイトでも紹介してきましたが、独立行政法人国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/)は30日、6製品について、安全性テストの結果を発表しています。 続きを読む


インクレチン関連薬、種類により有害事象リスクが異なる(ISMP)

 本サイトで時々紹介する、医薬品の安全使用を目指す米国の非営利団体の薬物安全使用協会 (ISMP:Institute for Safe Medication Practices(http://www.ismp.org/))がまとめる“Quarter Watch”の最新号が18日に公表されています。(詳細は原文で必ずご確認下さい) 続きを読む


イレッサ訴訟から考えたこと~リスクコミュニケーションと薬剤師

 既に報道でご存じかと思いますが、12日、イレッサ東京高裁上告審の判決が言い渡され、製薬会社の責任についての上告が棄却されました。 続きを読む


イレッサ東京高裁上告審、原告の敗訴確定へ

 すでに、各紙が伝えていますが、イレッサ訴訟のうち東京高裁(TOPICS 2011.11.18)の上告審について、最高裁の第3小法廷は2日、「国」への請求について遺族側の上告を退ける決定を行い、これにより国の賠償責任を否定した2審・東京高裁の判断が確定しています。 続きを読む


モンテルカストと子どもの精神神経系有害事象(豪州)

豪TGAは2日公表のMedicines Safety Update で、モンテルカスト(シングレア、キプレス)使用中の患者で精神神経系の有害事象の可能性があるとして、注意を呼びかけています。 続きを読む


携帯型空間除菌剤の一般的な使用上の注意事項(消費者庁)

 次亜塩素酸ナトリウムを含む錠剤が含む首下げタイプの商品による健康被害については以前紹介した(TOPICS 2013.02.18)したところですが、その後も事故報告が相次ぎ、3月28日の時点で101件に達したそうです。 続きを読む


ラウリル硫酸ナトリウムの皮膚刺激性(英MHRA)

 英医薬品庁(MHRA)は26日公表の Drug Safety Update とプレスリリースで、国内で広く使われている保湿剤について、乳化剤として配合されているラウリル硫酸ナトリウムに皮膚刺激性(skin irritation)があるとして、アトピーなど子どもの湿疹に使用する場合は皮膚反応がないかどうか確認するよう注意を呼びかけています。 続きを読む


ヒドロクロロチアジドと閉塞隅角緑内障(Update)

 26日、厚労省が重大な副作用として添付文書への追記を指示をしたものです。 続きを読む


シロスタゾールの使用制限を勧告(EMA)

 欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は22日、日本でも広く使われているシロスタゾール(プレタール他)について、出血や心血管系の有害事象が懸念されるとして、一部の患者に対する使用制限を勧告しています。 続きを読む