Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

国内外の副作用等の報告状況(2013.12-2014.03)

 7月23日、平成26年度第1回薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会が開催され、2013年12月1日から2014年3月31日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


イブプロフェンとスルピリンの併用と急性腎不全(Signal)

 WHO Pharmaceuticals Newsletter の最新号で、NSAIDsの使用による急性腎不全に関するシグナル検出(Signal、単に“シグナル”という場合もある)の報告が目に留まりました。 続きを読む


ARBとACE阻害薬との併用も勧められない(EMA)

 海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.12 No.10 で、EMAのARBとACE阻害薬の2剤併用療法に関する情報を紹介しましたが、23日、CHMP(医薬品委員会)がPRAC(ファーマコビジランス・リスク評価委員会)の勧告を支持する見解を採択したことを明らかにしています。 続きを読む


使用経験が長いからといって監視を怠ってはいけない

 最近、EMAのファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC:Pharmacovigilance Risk Assessment Committee)では、使用経験が長い医薬品についてのレビュー開始が相次いで発表となっています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.12 No.10

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は5月8日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.12 No.10を公表しています。 続きを読む


一次予防としてのアスピリンの使用は推奨しない(米FDA)

 米FDAは2日、生活者向けに、心臓発作と脳卒中の第一次予防のためのアスピリンの使用はレビューの結果、支持しないとするアナウンスを行っています。 続きを読む


ゾルピデム服用は車の運転の8時間前までに(EMA)

 ゾルピデム(本邦名:マイスリー他)の自動車の運転など注意力を要する活動への影響については、これまでも紹介していますが、EMAのPRACの勧告を受け行われたCMDhの会議の審議結果が25日に公表されています。 続きを読む


モンテルカスト(シングレア)のスイッチは支持せず(米FDA諮問委)

2日、米FDAの非処方せん薬諮問委員会(Nonprescription Drugs Advisory Committee)が開催され、モンテルカスト(本邦販売名:シングレア、キプレス)のOTC品を承認するかどうかの審議が行われました。 続きを読む


ドンペリドンは厳しい使用制限へ(EMA)

 欧州におけるドンペリドンの使用制限については、これまでも紹介していますが、EMAのPRACの勧告を受け行われたCMDhの会議の審議結果が25日に公表されています。 続きを読む


タミフルの備蓄やWHO必須薬リスト化は支持しない(コクランレビュー)

 10日、以前紹介(TOPICS 2012.01.18)したノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)の効果についてのコクランのシスティマテイックレビューの更新版が発表されています。 続きを読む