Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

自動車運転等に係る注意に関する「使用上の注意」の改訂(厚労省)

 TOPICS 2013.03.22 で、総務省が行った行政評価・監視で、「添付文書の使用上の注意に自動車運転等の禁止等の記載がある医薬品を処方又は調剤する際は、医師又は薬剤師からの患者に対する注意喚起の説明を徹底させること」とした勧告が行われたことを紹介しましたが、これを受けての添付文書の改訂指示が26日行われています。 続きを読む


ダビガトラン(プラザキサ)服用後は横になってはいけない

 ここのところ、余裕がなく記事がアップできずに本当に申し訳ありません。今後もしばらくツイッターでの情報発信が中心になりますがご了承下さい。

 ニュージーランドのMEDSAFEのダビガトラン服用後の食道潰瘍に関する注意喚起です。(これははずせません) 続きを読む


シグナル(オランダLareb Quarterly Reports)

 オランダ薬剤監視センター(Lareb:Netherlands Pharmacovigilance Centre Lareb)ではシグナル検出をまとめたレポートを四半期ごとに発出してますが、このほど、最新のレポートがLarebのウェブサイト(http://www.lareb.nl/)に掲載されています。 続きを読む


クロピドグレル(プラビックス)と後天性血友病

 論文あれこれ2013年5月で紹介したEMA PRACでのシグナル検出が、商品情報で注意喚起になっています。アイルランドの医薬品委員会と独BfArmで関連情報がアップされていました。 続きを読む


フルオロキノロンによる末梢神経障害は長期化する(米FDA)

 米FDAは15日、フルオロキノロン系薬剤(経口・注射)による末梢神経障害(Peripheral neuropathy)はいったん発症すると長期化する可能性があるとしてラベルの変更を求めるとともに、注意を呼びかけています。 続きを読む


国は一般向け安全性情報の充実が図れないものだろうか?

 米FDAは1日、アセトアミノフェンによる SJS、TEN、AGEP などの皮膚反応について注意喚起を行っています。 続きを読む


ケトコナゾール経口薬の販売中止を勧告(EMA)

 日本では未発売ですが、個人輸入のケースも考慮して記事にしました。EMA(欧州医薬品庁)のCHMP(医薬品委員会)は26日、ケトコナソール経口薬(本邦未発売、外用薬は除外)について、肝障害のリスクがベネフィトを上回るとして、販売の中止を勧告しています。 続きを読む


インクレチン関連薬の安全性に懸念はない(EMA)

 インクレチン関連薬で膵炎リスクが2倍となるとした論文が掲載されたことなどを受けて、米FDA(TOPICS 2013.03.15 )とEMA(TOPICS 2013.03.27)で安全性についてレビューが開始されたことを以前紹介しましたが、欧州医薬品庁(EMA)は26日、そのレビュー結果を発表しています。 続きを読む


メトクロプラミドの使用は5日間までにすべき(EMA)

 これまでも、錐体外路障害や長期使用による遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)の発現が懸念されているメトクロプラミド(プリンペラン他)ですが、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は、使用を5日間までにするなどとした、使用制限の勧告を行っています。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 本来なら、もっと前に紹介すべきところなのですが、今回もさぼってしまい今日になってしまいました。(もうすぐ次が出てきてしまう) 続きを読む