Tag Archives: イレッサ

イレッサ訴訟から考えたこと~リスクコミュニケーションと薬剤師

 既に報道でご存じかと思いますが、12日、イレッサ東京高裁上告審の判決が言い渡され、製薬会社の責任についての上告が棄却されました。 続きを読む


イレッサ東京高裁上告審、原告の敗訴確定へ

 すでに、各紙が伝えていますが、イレッサ訴訟のうち東京高裁(TOPICS 2011.11.18)の上告審について、最高裁の第3小法廷は2日、「国」への請求について遺族側の上告を退ける決定を行い、これにより国の賠償責任を否定した2審・東京高裁の判断が確定しています。 続きを読む


イレッサ大阪控訴審判決、国・企業の責任認めず

 25日、患者の遺族ら計11人が、国とアストラゼネカ社に計1億450万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が大阪高裁で言い渡され、「イレッサには有効性、有用性が認められ、製造上の欠陥が存在することを理由とする製造物責任法に基づく損害賠償請求は理由がない」として、アストラゼネカ社のみに賠償を命じた1審・大阪地裁判決を取り消し、原告側の請求を全面敗訴を言い渡しました。 続きを読む


イレッサ訴訟、東京高裁判決受け上告へ

 すでに新聞報道でご存じかと思いますが15日、イレッサ東京訴訟の東京高裁判決が言い渡され、国とアストラゼネカ社の責任を認めた一審東京地裁判決を取り消し、原告側の請求を棄却しています。 続きを読む


イレッサ声明文案、国が3学会に提供

 イレッサ訴訟をめぐって医学会などが出した声明についての案を厚生労働省が作成したとされる問題(TOPICS 2011.02.24)で、厚労省は24日内部調査の結果を公表し、声明案が3学会に提供されていたことが確認されたそうです。 続きを読む


イレッサ東京訴訟、国の賠償責任も認める

 震災から3週間近く経ったものの、災害はまだ進行中の感があります。また、被災地や避難されている方に何かできないかかを思い悩みます。

 しかし、この間くすりをめぐる動きは少なくありません。計画停電の実施も少なくなり、ようやく余裕が出てきたので、震災関連記事の更新と並行して、最近の話題の記事掲載を再開したいと思います。

 震災の記事で埋もれてしまいましたが23日、イレッサの副作用で間質性肺炎を発症するなどして死亡した3患者の遺族が国とアストラゼネカ社に計7700万円の損害賠償を求めた東京地裁の訴訟の判決が言い渡され、国と同社に患者の2遺族に対しへ計1760万円を支払うよう命じています。 続きを読む


イレッサ大阪訴訟、企業に賠償命令も国の責任は認めず

 各紙が報じているので既にご存知と思いますが、25日、患者ら計11人が、国とアストラゼネカ社に計1億450万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が大阪地裁で言い渡され、同社に患者と遺族計9人へ総額6050万円の支払いを命じた一方、国への請求は棄却しています。 続きを読む


医学会イレッサ声明文、国が声明文案を提供

 TOPICS 2011.01.29 で、イレッサ訴訟を記事で取り上げた際、医学会などが声明を出したということを紹介しましたが、毎日新聞などが24日配信の記事によれば、医学会の声明文について案を厚生労働省が作成し、同学会に提供していたそうです。 続きを読む


イレッサ訴訟を考える

 現在、くすりに関するホットな問題として、イレッサ訴訟があります。まだまだ理解不足でありコメントを出せるほどではありませんが、考えさせられることが少なくなく、私たちが知っておくべき問題として、情報を整理したいと思います。 続きを読む