Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

断煙キットは薬局でもらえます(英国TVCM)

 去年から始まったニコチンパッチまたはニコチンガムが1週間分入った断煙キット(Quit Kit)を薬局で提供する英国保健省の取組(TOPICS 2010.12.27)ですが、保健省は1日、1月1日から3月31日まで、テレビとラジオによる広告キャンペーンを行うと発表しています。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACE併用は留意が必要

 ノバルティス社が20日公表した、レニン阻害薬のアリスキレン(ラジレス錠)に関する臨床試験の中止が各国で波紋を呼んでいます。 続きを読む


SSRIと出血傾向

 SSRIについては、添付文書で出血の危険性を高める薬剤を併用している患者や出血傾向又は出血性素因のある患者への投与は慎重投与となっていますが、ニュージーランド当局のMEDSAFEが季刊で発行する Prescriber Update (→リンク)では、これらは血小板減少機能を変化させるために注意することを呼びかけています。 続きを読む


ドロスピレノンのベネフィット・リスク(米FDA諮問委)

 8日、静脈血栓塞栓症(VTE:venous thromboembolic)の懸念が指摘されているドロスピレノン(日本ではヤーズ配合錠に配合、適応症は月経困難)の安全性についての検討を行う、注目の米FDAの諮問委員会が開かれました。 続きを読む


緊急避妊薬の販売年齢制限撤廃は時期尚早(米保健福祉省長官)

  緊急避妊薬の販売年齢制限の撤廃の可能性が報じられている(TOPICS 2011.12.07)米国ですが、米保健福祉省長官の Kathleen Sebelius氏は7日、現時点では時期尚早としたステートメントを発表し、話題となっています。 続きを読む


SSRI learning module(英MHRA)

 英MHRAでは、医薬品による害を最小限に抑えため、このほど、Reducing medicine risk というページを開設し、learning module というWEB学習ツールの提供を開始しています。 続きを読む


ロスバスタチンと女性化乳房(EMA・PhVWP)

 11月14-16日に開催された、欧州医薬品庁(EMA)のヒト医薬品員会(CHMP)の医薬品安全性監視作業部会(PhVWP)のMonthly reportが24日、公表されています。 続きを読む


SJS、TENに留意すべき薬剤(欧州医薬品庁)

 前記事の2011年4月から7月までの外国における新たな措置の報告状況[PDF:663KB]のp.19を見て思い出したのですが、9月開催の欧州医薬品庁(EMA)のヒト医薬品員会(CHMP)の医薬品安全性監視作業部会(PhVWP)で、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)および中毒性表皮壊死融解症(TEN)などの重篤な皮膚反応のリスクが高い薬剤について、製品情報に関する統一的表示を記載することが勧告されています。 続きを読む


ANTIBIOTIC AWARENESS WEEK

 11月18日は、2008年から始まった“European Antibiotic Awareness Day”であるのと同時、今週14日から20日までの1週間はCDCの“Get Smart Week”で、欧米ではさまざまな取り組みが行われています。 続きを読む


米FDA、乳がんへのアバスチンの承認を取り消し

 以前から時々取り上げている話題ですが、米FDAは18日、アバスチン(ベバシズマブ)の乳がんへの承認を取り消すと発表しました。 続きを読む