Category Archives: 海外公的機関

米国FDA、英国MHRA、英国保健省など海外の公的機関が発表する情報です。

米FDA、妊娠約20週以降のNSAIDsの使用を避けるよう勧告

 なかなか医系メディアが取り上げないので記事にしました。
 
 米FDAは16日、妊娠中の約20週以降に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用すると、胎児にまれではあるが深刻な腎臓の問題を引き起こす可能性があるとして、使用制限を呼びかけています。 続きを読む


刺激性下剤の濫用対策に販売規制は必要(英国)

8月18日、英MHRAは誤用や過剰摂取による死亡例を含む重篤な報告があるとして、刺激性下剤(stimulant laxatives)の販売規制を行うと発表しました。 続きを読む


ビタミンB6の漫然使用は大丈夫?~オランダでの摂取制限(メモ)

オランダ語の情報が主で自信がありませんが、気になったのでメモとしてまとめました。翻訳などで確認して下さい。

海外でもほとんど報じられていませんが、オランダでは10月1日から商品法で1日当たりのサプリメントでのビタミンB6の摂取量を21ミリグラム以下とすることが規定されたそうです。

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バイアグラの処方箋なしでの購入が可能に(英国)(Update)

 英医薬品庁(MHRA)は28日、バイアグラ(Viagra Connect :シルデナフィル50mg)の処方箋医薬品(POM)から薬局医薬品(P)への再分類を発表しました。 続きを読む


薬局での簡易検査で抗生剤の適正使用(NHSイングランド)(Update)

 まだ、正式な発表はありませんが、NHSイングランドは、抗生剤を必要とするかどうかを確認するために簡易的テストを地域薬局で行い、GPを受診するかどうかのスクリーニング?を行う取り組みを行うと各紙が報じています。 続きを読む


FDA諮問委、バレニクリンの黒枠警告削除を評決

 14日、米FDAの諮問委員会で、バレニクリン(Chantix、本邦はチャンピックス)のLabelにある精神神経系の有害事象の注意喚起を行っている黒枠警告(boxed warning)の取り扱いが審議されました。 続きを読む


DPP-4阻害薬と重篤な関節痛(米FDA)

 米FDAは28日、DPP-4阻害薬の使用で関節痛を引き起こす可能性があるとして、全てのラベルに新たな警告と注意喚起を行うと発表しました。 続きを読む


コードネーム Pangea VIII(国際刑事警察機構)

 なぜか今年はあまり日本では報じられていませんが、Interpol(国際刑事警察機構:ICPO)(http://www.interpol.int/en) は18日、オンラインでの違法医薬品・偽造医薬品(illegal and counterfeit medicines)購入による健康リスクの認識を高めるため、6月9日から16日まで、各国医薬品規制機関などち協力した集中取締“Pangea VIII”(オペレーション・パンゲア)を行ったことを明らかにしました。 続きを読む


WHO必須医薬品モデルリストの最新版(20th)が公表

 WHOは8日、必須医薬品モデルリスト(WHO Model List of Essential Medicines)の最新版を公表しています。 続きを読む


ヒドロキシジンは少ない量で短期間の使用を(EMA)

 ドンペリドンに続き、使用経験が長い医薬品について注意喚起です。

 EMAのファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC:Pharmacovigilance Risk Assessment Committee)は13日、抗ヒスタミン薬のヒドロキシジン(本邦名;アタラックス)のレビュー結果を発表し、心リズムへの影響を最小にするため、使用にあたって十分留意を求める勧告を行っています。 続きを読む