Category Archives: 有用性・安全性

くすりの有用性や安全性に関する内外の新聞記事・論文等を紹介します。

パイロットは生薬を服用できない

  18日の読売新聞に、沖縄のローカル航空会社の副操縦士が運航に不適切な医薬品を服用して乗務したとして、厳重注意を受けたという記事が出ていました。 続きを読む


医薬品のリスクコミュニケーション(厚生労働科学研究)

  TOPICS  2012.03.22 に続き、最近全文がオンラインで読めるようになった2010年度の厚生労働科学研究の報告書の紹介です。 続きを読む


意識消失のリスクがある薬で交通事故を起こしたら責任は誰?(Update)

 京都で交通事故で7人が死亡するという痛ましい事故がおこりました。各紙の報道によれば、てんかんがあり自動車の運転が止められている状況たったとのことで、関連性があるとすればやりきれない思いがあります。 続きを読む


虫刺されの多くで抗ヒス剤やステロイドは無効(英国)

 肝心の FULL-TEXT が見れないので、紹介は各紙からの引用になってしまいますが、薬物療法のレビューを行っている独立系の医学雑誌のDrug and Therapeutics Bulletin 誌に掲載された記事です。 続きを読む


最近の国内外の副作用等の報告状況

 3月23日、薬事・食品衛生審議会の平成23年度第3回医薬品等安全対策部会が開催され、2011年8月1日から11月30日までに厚労省に報告のあった医薬品の副作用報告についての集計結果が公表されています。 続きを読む


経口ビスホスホネート製剤は目炎症症状のリスクを高める

 TOPICS 2011.09.16 で、ビスホスホネート使用中の患者さんの中にまれではあるが、ぶどう膜炎や強膜炎など重篤な目の炎症症状を発現する場合があるとしたニュージーランド当局の情報を紹介しましたが、カナダの研究チームがコホート研究で、ビスホスホネートを使用した場合のこれらの発症リスクを明らかにしています。 続きを読む


オンラインによる患者副作用報告の試行事業が開始

 最近まで実証研究が行われていた、オンラインによる患者副作用報告(TOPICS 2011.01.11)ですが、3月26日から正式な試行事業としてスタートしています。 続きを読む


5α-還元酵素阻害薬、処方前に泌尿器系チェック必要(カナダ)

 ヘルスカナダは19日、前立腺肥大症治療薬として使用されている5α-還元酵素阻害薬(5-ARIs)のフィナステリド(本邦で低用量のものがプロペシアとして販売)、デュタステリド(アボルブ)について、 高グレード前立腺がん(High-grade prostate cancer)の発症リスクが増大する可能性があるとして、安全性情報を発出しています。 続きを読む


2012 Beers Criteria(Update)

 ほとんど報道がなかったので今まで気づかなかったのですが、あの Beers Criteria(Beers リスト) の2012年版が公表されています。 続きを読む


患者向医薬品ガイドの現場での活用促進が必要(PMRJ)

 医薬品医療機器の品質、有効性及び安全性の確保及び向上に寄与することを目的に、レギュラトリーサイエンスの推進に関する幅広い事業活動を行っている「医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団(PMRJ)」(http://www.pmrj.jp/)は8日、患者向医薬品ガイドを活用した医療現場における患者への医薬品・安全性情報提供の改善に向けた提言を行っています。 続きを読む