Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

子どものADHD治療薬の使用と心血管イベント(米FDA)

 メチルフェニデートなどのADHD治療薬についてはこれまで、心血管イベントとの関連性が懸念されてきましたが、1日米FDAは、大規模後ろ向きコホート研究の結果を公表し、子ども(children and young adults)への使用と心血管イベントとの関連性はないとする見解を明らかにしています。 続きを読む


栃木県の地域連携パス

 地元の話題ですみません。 栃木県では、TOPICS 2011.07.20 で紹介したように、医師会主導で脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病の地域連携クリティカルパス(連携パス)について県内統一のものができましたが、今のところ県のHP等にはまだ掲載されていません。 続きを読む


ドンペリドンとQT延長・不整脈

 ドンペリドン(ナウゼリン錠他)の副作用というと、錐体外路症状が有名ですが、EMAのファーマコビジランスの専門調査会は27日発出の Monthly Report で、ドンペリドンの使用と重大な心室性不整脈や突然死のリスク増と関連している可能性があるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


ガーダシルの男児への接種を勧奨(CDC予防接種諮問委)

 各紙によれば、米国疾病対策センターの予防接種実施諮問委員会(ACIP:the Advisory Committee on Immunization Practices of the Centers for Disease Control and Prevention)は25日、HPVワクチンのガーダシルについて11~12歳への定期接種の勧奨を評決したそうです。 続きを読む


バレニクリン(チャンピックス)更新情報(米FDA)

 米FDAは24日、バレニクリン(チャンピックス、米販売名はchantix)の更新情報を発表し、現時点ではバレニクリンの使用で精神神経系の有害事象が高まることはないとしたレビュー結果を明らかにしています。 続きを読む


教職員のための子どもの健康相談及び保健指導の手引(文科省)

 文部科学省はこのほど「教職員のための子どもの健康相談及び保健指導の手引」を作成し、ウェブサイトでも公開しています。 続きを読む


第1回日本版EHR事業推進委員会(総務省)

 処方情報や患者情報の電子化を検討・実証実験の事業を行うこの会議については、どのような内容なのか興味があったのですが、会議が非公開ということで様子についてはこれまであまり伝えられていませんでした。 続きを読む


食品に含まれるトランス脂肪酸に係る食品健康影響評価書(案)

 現時点では報道が全くありませんが、食品安全委員会はこのほど「食品に含まれるトランス脂肪酸に係る食品健康影響評価書」をまとめ、20日開催の食品安全委員会で提示し、パブリックコメントも開始しています。 続きを読む


米国人の10人に1人が抗うつ薬を使用

 薬大国と言われる米国ですが、19日、CDC(疾病対策センター)から、12歳以上の抗うつ薬の使用上状況(2005-2008年)をまとめたレポートが公表されています。 続きを読む


後発医薬品の使用状況調査の結果概要が提示

 21日開催の中医協総会で、今年8月~9月に実施された「後発医薬品の使用状況調査」の結果概要(速報)が提示されています。 続きを読む