Category Archives: 公的機関情報

国内外の公的機関が発表する情報です。

糖尿病患者へのラジレスとARB/ACEの併用回避を勧告

 TOPICS 2011.12.24 で紹介したラジレスによるALTITUDE試験の中止発表の件ですが、日本でも予防的措置として、糖尿病患者へのラジレスとARBまたはACE阻害薬を併用しない、すでに併用治療が行われている患者については、ラジレスの投与中止を求めるアナウンスがノバルティス社により行われました。 続きを読む


不適正使用は医薬品副作用被害救済制度の対象外

 医薬品(一般用医薬品を含む)が適正に使用されたにもかかわらず副作用が発生し、それによる疾病、障害等の健康被害を受けた人を迅速に救済する制度として、「医薬品副作用被害救済制度」がありますが、医薬品が適正に使用されていなかったために救済給付の対象外として請求が認められないケースも散見されるそうです。 続きを読む


セレコックス錠、外傷・抜歯時などへの適応が承認

 アステラス社は22日、NSAIDの「セレコックス錠」について、追加適応症の承認を取得したと発表しました。 続きを読む


アンブロキソールのリスク区分変更などが告示

 12月26日付け官報で、アンブロキソール(エスタックイブファイン、パブロンエースAXに配合)(第1類→第2類。但し製品は他の成分の関係で指定第2類。)のリスク区分の変更等が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)(本紙5707号 4-6ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


無菌室の共同利用に関するパブコメ

 来年の調剤報酬の改定(TOPICS 2011.11.30)では、新たに在宅に関する施設基準が設けられる一方、設備等の関係で無菌調剤が対応できない薬局も在宅業務に参画できるよう、「小規模薬局の連携」として、他施設の共同利用を認めることも承認されています。今回のパブリックコメントは、これが可能となるよう法律を改正して、法制度からもこれを認めるためのものと思われます。 続きを読む


糖尿病患者へのラジレスとARB/ACE併用は留意が必要

 ノバルティス社が20日公表した、レニン阻害薬のアリスキレン(ラジレス錠)に関する臨床試験の中止が各国で波紋を呼んでいます。 続きを読む


医療計画の作成指針

 16日、第10回の医療計画の見直し等に関する検討会資料が開催され、2013年度から実施される医療計画策定のための作成指針案等が了承されています。 続きを読む


社会保障改革案がまとまる

 政府が現在検討を進めている社会保障・税一体改革のうち、社会保障改革部分素案が20日行われた五大臣会合で決定しています。 続きを読む


SSRIと出血傾向

 SSRIについては、添付文書で出血の危険性を高める薬剤を併用している患者や出血傾向又は出血性素因のある患者への投与は慎重投与となっていますが、ニュージーランド当局のMEDSAFEが季刊で発行する Prescriber Update (→リンク)では、これらは血小板減少機能を変化させるために注意することを呼びかけています。 続きを読む


登録販売者の資質の向上に関する外部研修ガイドライン(案)

 多くの登録販売者が誕生した今般ですが、その一方で登録販売者を従事させる薬局開設者などには登録販売者に対する研修の実施が求められています。 続きを読む