Monthly Archives: 12月 2012

ディレグラ配合錠は長期連用には適さず

 19日開催の薬食審薬事分科会で、フェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンの合剤のディレグラ配合錠の添付文書案が示されています。(正式承認はおそらく1か月以内、薬価収載は2月か3月か) 続きを読む


エパデールOTC正式承認へ、新たに検討会設置も(Update)

 19日、スイッチOTCや新薬の承認を最終的に審議する薬食審の薬事分科会が開催され、注目のエパデールOTC(エパデールT、エパアルテ)や新薬の承認が了承されました。いよいよエパデールOTCが正式承認の運びとなります。 続きを読む


調剤医療費の伸びは悪なのか

 診療報酬の改定はまだ再来年ですが、近年の調剤医療費の伸び率については、医系団体からさまざまな意見が示され、日薬が危機感を持っていることは皆さんもご存じかと思います。 続きを読む


タミフル、要薬剤師薬に分類変更へ(NZ)

 18日、10月30日に行われたニュージーランドMEDSAFEの医薬品の分類に関する委員会(Medicines Classification Committee Meeting)の議事録が公表され、オセルタミビル(タミフル)を処方せん医薬品から要薬剤師薬(restricted medicine)への分類を変更(reclassification )することが勧告されたそうです。 続きを読む


高齢者に対する適切な医療提供の指針(案)(Update)

 “厚生労働科学研究費補助金 研究報告書”でググっていたら偶然出てきたパブリックコメントです。総務省がe-GOV で行われているものではないので、ほとんど知られていないようですが、私たちにも関連深い内容となっているので、紹介したいと思います。 続きを読む


カルバマゼピンによる重症薬疹とHLA-B*3101

 スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)や、中毒性表皮壊死症(TEN)など、医薬品によるの重症薬疹については、近年発症を予測するバイオマーカーとして、Human leukocyte antigen(HLA)の遺伝子多型が注目されていますが、英医薬品庁(MHRA)は13日公表の Drug Safety Update で、HLA-B*3101 保有者においてもリスクが増加する可能性があるとして注意を呼びかけています。 続きを読む


後発医薬品等が薬価に収載(Update2)

 12月1413日付け官報で、後発品などの薬価が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の号外272号(5-13ページ)で閲覧できます。 続きを読む


抗うつ薬とQT延長/TdPのリスク(NZ)

 先月の論文・報告あれこれで既に紹介しましたが、ニュージーランドのMEDSAFEと医薬品副作用委員会(MARC)がこのほど抗うつ薬とQT延長に関するレビュー結果をまとめ、その概要について、Prescriber Update で、紹介しています。 続きを読む


副腎皮質ステロイドの使用と筋骨格系有害事象(NZ)

 長期の副腎皮質ステロイド(以下ステロイド)の使用による骨粗鬆症、腱障害(tendinopathies)はよく知られている副作用ですが、ニュージーランド(NZ)当局 MEDSAFE が季刊で出す、Prescriber Update で、これまでの副作用報告の概要等が紹介されています。 続きを読む


バレニクリン(チャンピックス)更新情報(米FDA)

 米FDAは12日、バレニクリン(チャンピックス、米名:Chantix)に関する安全性情報を発出しています。 続きを読む