Category Archives: 海外の薬剤師

海外の薬剤師の取組みを紹介します。

2020 Vision(FIP)

 既にご存じと思いますが、8月28日~9月2日にポルトガルのリスボンで国際薬剤師・薬学連合(FIP:International Pharmaceutical Federation)の年会が開催されています。ネット上でも発表された報告などの記事がいくつか掲載されていますが、日薬でもいち早く簡単な報告を定例記者会見で行っています。 続きを読む


若者の緊急避妊薬へのアクセスを容易にすべき(英国)

 緊急避妊薬のOTC化などにもかかわらず、若者の中絶率が低下しない英国ですが、NICE(NATIONAL INSTITUTE FOR HEALTH AND CLINICAL EXCELLENCE)は25日、緊急避妊薬へのアクセス向上を含めた、若者に対する避妊サービスについてのガイダンスの草案(DRAFT)を発表し、注目を集めています。 続きを読む


適切に販売されていない抗肥満薬Alli(英・伊)

 EUや米国、豪州など既に多くの国でOTCとなっている抗肥満薬Alli(オルリスタット)ですが、英BBCではこのほど、一般からの投書を受け、Onlineで年齢やBMIを偽っても購入できるとしたレポートを13日、BBC Watch Dog というページに掲載しています。 続きを読む


公衆衛生分野における薬剤師活動の認知度と期待度(英国)

 英国では、2005年に発表された”Choosing health through pharmacy〜A programme for pharmaceutical public health 2005-2015“)と題するレポートを基に、地域薬局では公衆衛生(public health)分野でのさまざまな取り組みが行われています(TOPICS 2007.03.142008.04.15)が、このほど、これらの取り組みについての認知度や地域薬局への期待度について住民に調査した結果が発表されています。 続きを読む


高脂血薬・経口避妊薬の限定販売が可能に(豪州)

  地域薬局の薬剤師などで構成される The Pharmacy Guild of Australia(豪州薬局組合 http://www.guild.org.au/)と、the Department of Health and Ageing(豪州保健省 http://www.health.gov.au/)が3日発表した、the Fifth Community Pharmacy Agreement が、地域薬局の業務領域の拡大になるとして、豪州では話題になっています。 続きを読む


コデイン配合OTC鎮痛薬の販売規制が開始(豪州)

 豪州では、今日5月1日から、リン酸コデインが配合されたOTC鎮痛剤についての販売規制が開始されています。 続きを読む


トリメトプリムのスイッチ申請は取り下げ(英国)

 英国では、アジスロマイシンがクラミジア限定でスイッチ(TOPICS 2008.11.08)されていますが、注目されていた尿路感染症向けのトリメトプリムとニトロフラントインのスイッチはメーカーが申請を取り下げたようです。 続きを読む


ジェネリック医薬品の大幅引き下げで薬局が反発(カナダ)

 カナダ・オンタリオ州の州政府は7日、ジェネリック医薬品価格の大幅引き下げを盛り込んだ、処方薬システム(The prescription drug system)の改革案を発表、薬局の経営に大きな影響を及ぼすことから、大きな波紋を呼んでいます。 続きを読む


OTCタムスロシンの販売が開始(英国)

  すでに紹介済み(TOPICS 2008.11.28 2009.12.3)ですが、英国では31日から前立腺肥大による症状を緩和するOTC薬“Flomax Relief”(タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル)の販売が開始されました。 続きを読む


ドイツ薬剤師会のウェブサイトがおもしろい

 Googleツールバーの力を借りて、英語以外のサイトもときどき訪問するのですが、このほどリニューアルされたドイツ薬剤師会(ABDA:Bundesvereinigung Deutscher Apothekerverbände. )のウェブサイトは、まさしくIT時代を意識したものとなっていました。 続きを読む