Category Archives: 海外の薬剤師

海外の薬剤師の取組みを紹介します。

OTC Advisor〜コ・メディカル向け生涯学習用ツール(米国)

 米国の正看護師ヘルスケア財団?(NPHF:Nurse Practitioner Healthcare Foundation)というサイト(http://www.nphealthcarefoundation.org/)の生涯学習に関するページに掲載されている、“OTC Advisor”という無料のオンライントレーニングツールが目に留まりました。 続きを読む


患者さんに渡す「薬の説明書」はどうあるべきか(米国)

 調剤時に患者さんに渡される薬の説明書(薬情)というと、日本では薬局ごとに仕様が異なり、内容についても差があるのが現状ですが、米国ではこのほど、この問題について、FDA諮問委員会での検討と公聴会が行われています。 続きを読む


OTC鎮痛剤で依存が起こるか?(英国)

 英国議会の超党派による薬物濫用に関する委員会(APPG:All-Party Parliamentary Drugs Misuse Group)は21日、ベンゾジアゼピン系薬剤などの処方せん医薬品やコデインを含有するOTCによる依存についての懸念を記したレポートを公表しています。 続きを読む


英国薬剤師会、タムスロシンのスイッチ支持も課題は少なくない

 2008.11.28 の TOPICS で紹介しましたが、現在英国ではMHRA(医薬品庁)によりタムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル(英国商品名:FLOMAX、本邦販売名:ハルナール他)のOTCへのスイッチの検討が開始されています。 続きを読む


処方せん医薬品スイッチに対する英国医師の本音

 英国では現在、国策としてさまざまな処方せん医薬品のOTC化が検討されていますが、このほどDTB 誌(Drugs and Therapeutics Bulletin、広告を載せない独立・中立の医学雑誌)は、OTCへのスイッチが検討されているトリメトプリムとタムスロシン、4年前にスイッチされたシンバスタチンについて、スイッチの是非などについての調査を行い、このほどその結果を発表しています。 続きを読む


薬局を活用したHIV無料検査の試行事業を開始(スペイン)

 海外では、薬局はそのアクセスのよさから、STDなど、日本では保健所で行うような検査を薬局に委託する国もあるようですが、BMJ 誌のニュースなどによると、スペインのカタロニア地方では、今年からHIV検査を薬局で無料で行うというパイロット・プロジェクト(試行事業)が開始されるようです。 続きを読む


ピルのOTC化に向けて、試験販売が開始へ(英国)

 10日の英国各紙は、1月からロンドンの2つのプライマリケアトラスト(PCT)で、ピルの処方せんなしでの試験販売(pilot scheme)が開始されると伝えています。いよいよ、ピルのOTC化に向けて仕組み作りが始まるようです。 続きを読む


英国におけるスイッチOTC25年の歩み

 4日の英国医薬品庁(MHRA)のウェブサイトに、興味ある情報が掲載されています。 続きを読む


タムスロシンのOTC化を検討(英国)

 英国MHRA(医薬品庁)は27日、タムスロシン塩酸塩0.4mgカプセル(英国商品名:FLOMAX、本邦販売名:ハルナール他)について、POM(処方せん薬)からP(薬局用薬)への変更についての public consultation(日本のパブリック・コメントに該当)を開始しました。 続きを読む


薬局は公的クラミジア対策サービスも紹介すべき(英国)

 8日のTOPICSで、クラミジア対策でスイッチされたOTCアジスロマシン“Clamelle”について、販売のための薬局向けツールが作成されていることを紹介しましたが、英国王立薬剤師会は14日、独自の販売指針(practice guidance)を公表しています。 続きを読む